浦和vs浦項(釜山旅行記その2)


4.ACLグループステージ 浦和@浦項

 さて、ホテルに荷物を置いたので、戦場へ移動します。とりあえず行きは意気揚々とタクシー移動。
 バスターミナル前のタクシーだまりにいるタクシーに乗り込み、我らがGoogle Mapさんの表示を見せます。が、場所をご存じないようで、ナビに登録するのにちょっと苦労されていたようでした(基本的にタクシーのスマホにはCacap TとUberが入っているので、当然スマホのナビ機能もついている)。こっちとしては、最終的に目的地に到達してくれればなんでもいいんですが、ちょっと不安になります。
 とはいえ、まあまだ時間に余裕もあるので、タクシーから動画を撮ったりして遊んでました。

 なんだかんだ、迷うことなくタクシーは目的地の浦項スティールヤードに到着。8000ウォンでした。日本円にして1,000円を切ってます。こんなに乗ったのに、申し訳なくなりますね。そんなに物価が安いわけでもないのに、これでタクシー運転手は食べていけてるのでしょうか。

 タクシーの運転手さんが分かっていたのか、それともたまたまなのか(多分後者)、結果的に到着したのはアウェイ側でした。噂の敷地内スタバを眺めつつ、スタジアムへ。
 まずは入場券を買うわけですが、なんと親切なことに日本語の分かる係員さんが窓口におられて、通訳していただけました。こういうサービスの良さはさすが韓国といえるのではないでしょうか(とかいって、実は浦和側が手配した係員の可能性もある)。

売店が出てました スタジアム! 試合の宣伝かな? 入場券発売所
こちらの女性が日本語ペラペラ
料金表と座席配置
ゴール裏サポートゾーンは14,000ウォン。日本円だと1500円程度
こちらは非常口案内

 そして、販売所脇の入口から入場。入ると、そのままゴール裏1階に出るというかたちです。こういう構造は面白いですね。
 手荷物チェックはあったようななかったような。まあ、水は持ち込めたのでなんでもよいです。

チケット ここから入場 あらためてScanしたチケット

 そんなわけで、入場して、荷物を置いて準備万端。
 とりあえず売店で水を購入。売店にも日本語を話せるスタッフがおられました。ハノイではこういう人がいなかったので、こちらはおそらく浦項側が用意してくれたのではないかと。ありがたや。

パノラマ 今日はここから
売店 水を調達 メニュー表
画像をGoogle翻訳に突っ込んだだけですが、
「病気」とか「ラット」とか「予感」とかは何かの商品名ですかね?
魚の干物は自分であぶる方式

 そんなわけで、まずはいつものようにGKがアップに登場。いよいよ観光ムードから戦闘ムードに切り替わります。
 他方、浦項は平日の夜の試合、という感じで客入りはイマイチ遅いです。まあ、海外だと入場が遅いクラブは結構ありますものね(イギリスとかオーストラリアとか)。ある意味、ホーム浦項にとっては日常の中の1試合なのでしょう。

 ちなみに、浦和は11月4日にルヴァンカップ決勝戦を戦ったわけですが、浦項もFAカップというカップ戦の決勝を戦ったばかり。もちろん、移動の有無はありますが。そのため、聞くところによると浦項はスタメンを落としていたようです。

浦和側の雰囲気がぴりついてきました 今日の試合 今日のスタメン 今日の視界 キーパー練習開始 吉田も
フィールドプレイヤー練習開始 浦和のメンバー 審判団 浦項の選手紹介

 そんなわけで、選手が一旦退いていきます。浦和の選手の出入り口はこちら側の手前のコーナーにあるようです。西が丘方式ですね。

あらためてパノラマ ピッチは結構きつい状態 どこかの学生さんかな?
試合開始前のビジョン

 そんなこんなで、試合開始。
 前半は、浦和がやりたい試合をやった、という感じで、36分にカウンターから小泉が溜めて荻原パンヤ、そしてカンテがゴール!負けられない1戦、勝ちたい1戦、1-0でリードして前半を終えます。ルヴァン決勝のショックを引きずらず、素晴らしい前半でした。

 劣勢に立った浦項、浦和を攪乱するため、ではないでしょうが、ハーフタイムに音楽を流してペンライトかスマホライトかなにかでキラキラするイベントを敢行。表示されていたビジョンをあとで翻訳したところ、少女時代の音楽だったようです。K-POPには疎いのでさっぱり分かってませんでした。謎DJと謎MCという分かりやすい敵がいるとこちらも団結しやすいですが、こうしてスタジアムが煽っちゃうと逆にやりづらいですね。

前半終了 ハーフタイム中の控え組アップ風景など バックスタンドに黒い一群
どうも軍関係の方々のようです
音楽の紹介 スタンドのライトが落ちて、キラキラさせてました
キラキラを写真に撮るのは難しい

 そして後半。
 こちら側からはよく分からなかった、マリウスのハンドでPKを取られて失点。引き分けに。
 そして、明本がレッドカードで退場。
 危ない場面をこらえていたものの、94分、右サイドを突破され、西川がはじいたボールに詰められて失点。
 さらに、よく分からない流れでスコルジャ監督が2枚目のイエローで退場。
 1-2の敗戦となったのでした。

浦項スティーラーズ 2 1 浦和レッズ
0前半1
2後半0
16SH11
2CK0
10FK8
66'ゼカ 36'ホセ カンテ
90+4'キム インソン
DAZN ハイライトYouTube

敗戦 お疲れ様でした 順位

 ちなみに、試合中私の後ろにいた人は浦和サポ?の韓国人の方で、日本語もお上手、英語もOKという凄い方でした。何が凄いって、やっぱり浦和のゴール裏に来るというのが凄いですよね。自分だったら、多少チャントとかを知っていたとしても、異国アウェイのサポーターのゴール裏から応援しようとは思わないです。
 このとき、自分はWi-FiとAQUOS Sense7しか持っておらず、買ったばかりのAQUOS Sense7にはInstagramが入っていなかったため、インスタ交換は出来ず、仕方がないのでFacebookアカウントだけ交換して終わりました。その後、MessengerからInstagramアカウント交換までは到達しております。なお、24年はアウェイ福岡戦に行くとのことだったので、タイミングが合えば再開したいところですが、うまく熊本競輪とタイミングが合うでしょうか。

 帰りは、タクシーを捕まえられる雰囲気ではなかったので、バスで帰ります。
 外に出て、大通りを渡ってからバスに乗るかたちになります。Cash beeカードを持っているので、支払いについて不安はありません。楽で良いですね。

スタジアムに別れを告げる 施設内の噴水的な何か Googleさんに従います POSCOの建物 構内案内
構内を振り返るも、上手い写真は撮れず バス車内 到着しました

 ちなみに、後ろにいた韓国人の方とはバスでも一緒になりました。そして、途中で降りていかれました。また会いましょう!


 とまあ、バスに乗って戻るところまではアドレナリンがある程度出ていたのですが、バスから降りたら疲れがどっと出てきます。とりあえず何か食べないといけないのですが、店を探す気力もなく、近場のバーガーキングで済ませました。一応、プルコギワッパーというのがあったので、韓国的なものを食べたと思って満足します。日本でバーガーキングに行かないので、日本にもこのメニューがあるのかは分かりません。
 帰りがけ、ほかの浦和サポの方ともすれ違いました。本当にお疲れ様です。


 そして、食事をして、命綱のスマホとPower bankの充電だけ繋いで、寝落ちしてこの日は終了です。
 お疲れ様でした。明日からは普通に観光であります。


ゆらゆら浦項 / 蔚山倭城へ


韓国旅行記2023(浦項遠征2023)


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