高知で慎太郎に会いに行く
そんなわけで,高知競輪場へ。
車を返して路面電車に乗り込み,高知競輪場を目指します。
グランド通電停から競輪場に向かう途中に山内神社がありましたが,時間がないのでこれもパス。
路面電車もアンパンマン | グランド通電停 高知は全般的に電停のホームが 広いような気がする |
なぜ雄鳥なのか分からないのですが (どこかで闘鶏でもやってるのか?), とりあえず道案内は鶏 |
開催日の赤い幟 | 開設記念競輪の幟 「○周年」と書かれてないと言うことは, 毎年使ってるんでしょうか |
奥にブースがあるのですが・・・ | 雨の中,売り上げが心配です |
とりあえず川を渡ると,左前方にそれっぽい建物登場。さすがに車がたくさん止まっております。入場口がどこにあるのかよく分かりませんが,とりあえず松山のような雰囲気が漂っているので階段をあがればいいんだろう,というノリで階段を目指します。
途中,ケータリングカーが奥の方に並んでおりましたが,雨の中,お客さんはいったいどれだけ来たのでしょうか・・・・・・。余計な心配をしてしまいます。まあ,完全屋内競輪場でこの手のバンを外に止めても,客の数に限界があるよな・・・・・・。
そして,無事入場口発見。
時間がないといいつつも,まだ入場料発生する時間でした。高知は入場料100円。
初めて立ち入った場所なので,階層構造もよく分かりません。とりあえず綺麗なのはよく分かりますが。とにかく腹減った!!売店はどこだ!食堂はどこだ!バンクはどこだ!
はい,売店・食堂は2階であります。観客席にも2階以上からしか出られません。1階は簡単な売り場+簡単なホール+クローク等。初心者ガイダンスの部屋が完全に競輪オヤジたちに占拠されており,「初心者が入る部屋」ではなく「ここに躊躇鳴く入れるようになったら初心者卒業」という部屋になっているのが印象的でありました。
そして,どうも地下が駐車場らしいです。なるほどね。
というわけで,エスカレーターで2階へ。すると,現れますのがフードコート(競輪場に横文字は似合わないな)。時間は午後2時頃。すでに売店では焼きそばとお好み焼きとおでんのたたき売りが始まっており,一番エスカレーター寄りのお店では焼きそば・お好み焼き200円。おでんは2本100円。これはお買い得!焼きそばはあまり好みの味じゃなかったけど。
そして,特徴としては冷やしあめ!飴にショウガを入れた飲み物。どちらかというと冬場に暖めて飲むと身体が温まるのではないかと思いますが,夏場に冷えたものを飲んでも気持ちいい〜。
特徴その2。「あめ玉10円」。確かに口の中が寂しくなるときや,野次ってのどが痛くなるときがありますね(競輪場で野次ったことないけど)。そんなときに飴はうれしい。子供も喜びますね。これはほかのところでも売ってもいいんではないでしょ
うか。
そして,高知名物アイスクリンの売店も当然ありました(200円)。やはり高知の夏はアイスクリンです。この日は単に暑いというより蒸し暑い日だったので買いませんでしたが。
高知といえばもう一つ,鯨カツがあるという噂を聞いておりましたが売り場は見当たらず。もしかしたら競馬場かもしれないんだけど,競馬場でも見た記憶がないんだよな。
売店ご案内 | 休憩・喫煙コーナー | 焼きそば この手の場所にしては具が多いと思う |
カツとイカ 2本で100円 |
冷やしあめ 写真がぶれたのはご愛敬 |
飴。10円 | およそ競輪場とは思えない雰囲気の賑やかな売店 | 煮込み 割引が無く,250円 |
バンクは,国体で改装されたらしく,中に陸上トラックがあるおもしろい構造。そのせいか,見たところカントがきつくないような?
とりあえず7Rから買い始めましたが,9Rの2連単が当たってプラス確定。意気揚々と宝塚記念を買おうとしますが・・・・・・携帯をガラケー(912T)からガラパゴスに変えたばかりで,馬券を買うのに一苦労。なんでこんなにたくさんの種類の番号を入力しないといかんのか,といらつきつつなんとか間に合いました。しかし,レースを見ようと思ったら高知では競馬中継ないのね。グラチャン中継はあるのに。
そのグラチャン。1枠平本に3枠石渡・・・・・・って本当にSGの優勝戦なのかという雰囲気で,いろんな意味で興味深かったのですが,こちらもPC用の番号を完全に忘れたので買えず。まあ,瓜生→石渡の舟券の予定だったから結果オーライ。レースは見たかったのですが,時間的に優勝者インタビューとかぶって見るのを忘れました。
4階コンコース 暑いので人が少ない |
4階からバンクを眺める 内側に陸上競技場があるのは新鮮な光景です |
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バンクとスタンド | 敢闘門 | |||
給茶機 陸上競技開催時にも 使われてるのでしょうか? |
狭っ苦しい階段 | ビジョン | 各テーブルには老眼鏡が 常備されております これは凄い 使ってる人は見かけなかったけど |
さて。話は競輪に戻ります。場内探索しつつ車券(と馬券)を買います。3階はサッカー場的な解放区。無料飲料機はありますが,自販機がないな。
そんなわけで,場内はきれいでスタンドがホーム側のみ。松山競輪場を一回り大きくして階層をつけたようなイメージです。松山(及びその他一般の競輪場)ほど金網(またはガラス)が高くないので,声が選手に届いてる感が出ててよいですね。ただ,1階に観客席がないので臨場感はややマイナス。
この日のイベントは,長渕太氏のライブ(途中からちょっと見ました。行ったらなぜか「川の流れのように」を歌ってて頭の中をはてなマークが駆け巡りました)。どうも長渕剛さんの物まね芸人の中で「長渕」を名乗れるのはこの方だけだそうです。そういう取り決めがあるんですね。奥が深い。長渕さん同様物まねする人が多い印象のあるアントニオ猪木さん業界でもこういったルールがあるのでしょうか。
そして,9R以降はレース中に松本氏の予想会。この手の予想会を積極的に開いてくれるのは本当に助かります。こういうのがないと競輪は覚えられん。少なくとも(初心者がやってくる)記念(の週末)ではなんらかのイベント開いて競輪予想の方法を勉強できる機会を作ってもらわないと,初心者はついてこないと思います。
この予想会,最初に見たのは10R発売中で,アシスタントの女性の方がお姫様の格好をしていたのですが,これはどういう設定なのでしょうか。また,さらにアシスタントの人(ホワイトボード係?)が4番車のユニフォーム着てましたが,これもどういう設定なのでしょうか。女性の方は11Rの予想会では普通の(おじさん向けの)格好をしてまして,謎は深まるばかりであります。
※ 後日追記
まあ,言うまでもなくこの「4番車氏」は競輪小僧さんなわけでして,後にいろいろな競輪場でお見かけすることになるわけですが,この当時は小僧さんを存じ上げなかったのです。テレビで競輪見ないから,そういう方面の情報皆無なのです。申し訳ない。
長渕太さん | 4番車氏が横で盛り上げます | かごの中には景品が | なぜお姫様? | 来場者も予想を書ける |
そんなこんなで,決勝戦はギアを4.08に上げた佐藤慎太郎が優勝。SSの意地ですな。2着に入った石丸は自力だなぁ。1→3持ってたのでかなり悔しいレースでした。
そして,レース後は佐藤選手の表彰式。本当は表彰式を見ずに帰る予定だったのですが,佐藤選手だったので見ていくことにしました。
佐藤選手がとってもいい人なのがよく分かる表彰式でした。寛仁親王牌もがんばってください。
決定! | インタビュー | 表彰 | カップを手に | 龍馬君とツーショット |
てなわけで競輪場をあとにしました。表彰式を見終えて帰ることにはすでにクロークが閉まっており,おじさんが困っておられました。どうなったんだろうか・・・・・・。
兵どもや夢の跡 | 東ゲート | 外観 ぱっと見,ホテルですね |
平和祈念の碑 | 競技場と高知競輪 |
そして,帰りがけに山内神社に寄りました。
新しい神社なので趣という意味ではイマイチではありますが,狛犬の小ささが印象的でした。
てっきり山内一豊らをまつってるのだと思って参拝してたのですが,あとから写真に撮った由緒書を見てみると,山内家1代〜14代は藤並神社に遷座されていて,15代16代の幕末維新における功績を顕彰するために新社殿が作られているようです。功績顕彰のための神社ってなんか政治的で現代人的にはピンとこないな。
縁日 | 西側鳥居 | 灯籠 | 山内神社から見る競輪場 | 手水舎 |
西の神門 | 山内家の家紋,なんでしょうか? | 本殿 | 脇殿 | 東の神門 |
吽 | 阿 | 手水鉢 | 亀石 | 東側鳥居 |
小さくてかわいい |
で,はりまや橋のバス停から松山へ。
地下に,改造前のはりまや橋欄干が記念展示されておりました。
日本三大がっかりスポットの1つとして名高いはりまや橋 | 解説 | 欄干が地下通路にあるってのもなかなか珍しい | |
昭和40年2月15日改修 | はりまやばし | なぜか熊のぬいぐるみ |