久々の高幡とあじさい
昔は高幡不動にはサイクリングやら耳鼻科やらでよく通ってたのですが,大人になったらそもそも京王線を使う機会が減り,日野市内を自転車で走り回る機会がなくなり,全く行かなくなりました。ちなみに,正式名称が金剛寺だと知ったのは割と最近なのであります。
しかし,いろいろとイベントも多く,楽しいお寺であるのは間違いなく,先日,時間ができたので久々に行ってみました。すると,ちょうどあじさい祭り開催中でありました。これはラッキー。
参道入り口 ちなみに,僕の辞書に「さわやか信金」 という言葉はありません。 いつのまにできたんだ |
高幡不動には現在は国宝はありません (この表示に10年以上騙されてました) |
仁王門と五重塔 | 仁王門 | 仁王像 中に張られている千社札はどうやって貼ったのでしょうか |
久々の高幡不動。高幡不動だからなのか,あじさい祭り開催中だからなのか,境内には大勢の参拝客。これだけお寺に人がいて,お遍路さんの格好をされている方が1人もおられないのが新鮮に感じられてしまうのは,自分が東京都民から四国民になったからなんでしょうな。
大香炉と不動堂 | 手水舎 真ん中にお花があって美しい |
源頼義旗かけの松 | 不動堂 無料で中に上がれるのはうれしい 本堂前にこれだけ人がいるのに 般若心経読んでる人がいないのはきわめて新鮮 |
というわけで,まずは不動堂。せっかくなので中に上がって般若心経を読んでみました。
表に般若心経が印刷された高幡不動の案内もありました。四国とかでも由緒書に般若心経印刷して読ませればいいのではないかと思いますが,そこまでやるお金がないのかなぁ。それともお遍路さんばかりだから持ってることが大前提なのかな。
五重塔を見上げる この五重塔がかなり新しいということを知ったのも, 高幡を知ってからかなりたってからでした |
奥殿 | 拝観料300円を払わなくてもお参りできます |
これまで奥殿に入ったことがあるのかは自分の記憶にありませんが,とりあえず物心ついてからはありません。
というわけで,300円払って入ります。ふむふむいいながら進んでいくと,最後の最後でお坊さんの説明を受けている団体さんに追いつきました。
丈六仏よりも大きな仏様を大仏様と呼ぶんですね。今頃知ったのでした。勉強になるなぁ。
さて,この日はあじさい祭り開催中。特にあじさいに興味はなく,「あじさい」というと立ち食いそばを思い浮かべるような風流心の欠片もない人間なのですが,小雨ぱらつく中皆様熱心に写真を撮っておられたので,僕も撮ってみることにしました。相変わらず色の設定が分からないです。基本的にコンデジ任せ。コンデジ万歳(←これを言い続けないとそのうち一眼を買ってしまいそうで怖い)。
続いて大日堂と鳴り龍。
そう,高幡不動といったら鳴り龍です。でも,考えてみたらここで手をたたいて鳴り龍を体感した記憶がないんだよな。1回くらいは立ち入ってそうな気はするんですが。
そんなわけで,山門を突破。どこから大日堂に入るのか一瞬迷い(鳴り龍って有名なだけでそもそも体感できないのかと思った),200円払って大日堂へ。ちなみに,このあたりにあった「隅田の花火」という名のあじさいや,山門脇にあったカシワバアジサイ(だと思う)など,いろいろなアジサイが咲いていてとてもきれいでした。雨が降ってたのでじっくり見とれるわけにはいきませんでしたが。いやぁ,アジサイってこんなにたくさん種類があって奥が深いんですね。勉強になるなぁ。
鳴り龍も体感。個人的には,先日のしまなみ海道多々羅大橋の鳴き龍の方が音の反響がよかったかなぁ。まあ創建年代を考えたらこの2つを比較すること自体ナンセンスなんでしょうが。
山門 | カシワバアジサイ(たぶん) | カシワバアジサイと山門 | |||
五部権現社殿 | 大日堂 | すみだの花火 色が鮮やかで,柔和な本アジサイと比べると花に鋭さがあって新鮮です |
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大日堂 | 水琴窟 竹に耳をあてるのではなく, そのまま耳を近づけると 音がするタイプ |
本アジサイ | |||
本アジサイ | 最後に本堂 |
というわけで,慌ただしく境内を回って立ち去りました。
急増お城マニア的には高幡城址も押さえるべきではないかとも思われましたが(どうも山内八十八カ所こそアジサイが綺麗らしい),そのへんは時間も体力もない上に雨も降ってたのでパス。
帰りに,新しくできた(新しい,というのはあくまで自分基準)高幡→豊田の堀之内経由のミニバスに乗りました。バスのアナウンスの声が子供の声なのが印象的でありましたとさ。