中京遠征記2013

 新装され,襷コースを失った中京競馬場。とりあえずこの目で見ておかねばなりません。
 てなわけで,白馬勢で遠征です。発案者が具体的に誰だったかちょっと記憶にないのですが,とりあえずとりまとめようとしていたBTは仕事?で欠席。せーよーも欠席で,気付いたら白馬の誇る独身3人衆,トリ,長老,そしてNPだけが乗り込むという,どうしようもない結果になってしまったのでした(注:BTも独身)。
 それにしても,一般には東名阪という言葉があったり,特に音楽業界あたりでは東京・大阪圏と並ぶ扱いを受けている印象のある名古屋地区。競馬ではかつては高松宮杯が夏のローカルの代名詞だったりして,ローカル色を払拭できておりません。これってどういう流れで東阪と名の格差が生まれたんでしょうか。ちょっと気になります。

 さて,やる気に満ちあふれたNPは金曜夜に夜行バスで突入。早朝の名古屋を動くことにします。
 早朝に行ける場所ってのはなかなかありません。てなわけで,数年ぶりの熱田神宮。前回は名古屋競馬に行く直前に参拝したのでした。今回は中京競馬場直前。成長がなさすぎる……。熱田神宮は自分が初めて朱印帳買った場所でもあるので,自分的に思い入れの深い神社であります。

 今回は前回のように夏ではないので,気持ちよく朝の散歩をすることができました。こころの小径なんて前回気付かなかったもんなぁ。まあ競馬前に気がせいてただけなのだけど。

神宮前駅には常滑競艇の案内 東門 早朝の参道 佐久間燈籠 第2鳥居


大楠 第3鳥居 本宮 齋館脇の梅
こころの小径
前回は存在にも気付かなかった
木の上にニワトリがおり,コケコッコーと鳴いておりました
久々にコケコッコーを聞いた気がする
眼鏡之碑
二十五丁橋 名古屋甚句 第1鳥居
八剣宮・上如我麻神社方向へ 八剣宮 上如我麻神社 境内 事代主社

 さて。名古屋の朝といったらモーニングです。関東人の偏見といわれようがなんといわれようが,とにかくモーニングです。せっかく早朝から名古屋にいるのだから,モーニングを食さないわけにはいきません。
 というわけで,パンの食べ放題で有名なベルヘラルドにいってみました。地下街の構造を勘違いしていて,無駄に10分くらい歩き回ってしまいましたが,まあ食前のいい運動だったと考えるべきですな。
 ベルヘラルドはパンとゆでタマゴ食べ放題。500円弱で食べ放題なので,遅い朝食をとって昼食を抜かすならとても魅力的なお店ではないかと思います。他方で,まあ最近はドトールあたりもモーニングに力を入れてるので,そこまでお得感を感じない人もいるかもしれません。

近鉄のポスター ベルヘラルドのモーニング

 続いて,名古屋駅徒歩5分ちょっとの銭湯,炭の湯へ。早朝から開いている銭湯があるのは,夜行バス族にはありがたいです。
 ここはビジネスホテル併設の銭湯のようです。もともと銭湯やってた人がホテルを始めたのか,ホテル会社が銭湯をオープンしたのかは不明。多分後者じゃなかろうか。銭湯の営業は9時30分までなのに,10時までだと勘違いしていて(なお,組合のホームページ上は10時30分と表記されてます。銭湯受難の時代だからこそ,ホームページの更新はマメにやってほしいですな),ちょっと慌ただしくなりましたが,逆に閉店間際だったので入浴客も少なく気持ちよく入ることができました。綺麗で新しいだけでなく,狭いスペースにも露天風呂をつくるなど頑張っているのがよく分かる銭湯でした。是非今後も元気に続いていってほしいものです。
 ただ,このあとの長老との待ち合わせの関係もあり,せっかく汗を流したのにちょっと小走りでトヨタテクノミュージアムに向かうことになったのでした。

 で,産業技術記念館トヨタテクノミュージアムの入口付近で長老と合流。どうもあのときあの場所に長老がいたのはかなりの偶然の産物だったようでした。

 トヨタテクノミュージアムは二部構成。序盤は繊維・後半は自動車です。繊維からして大量の展示があり,しっかり見て行くと前半で力尽きることうけあいです。
 いかんせんNPは文系なのでよく分からんことも多いのが困りもの。長老も薬学系の人なので,やはりちょっと専門外。はなうがいると逆に専門的になりすぎるので,トリ先生あたりがベストではなかろうか,という結論に到達したように記憶しておりますが,その記憶自体が既に曖昧です。

 そんなこんなで,栄生駅付近のサークルKで競馬新聞を調達していざ中京競馬場。すでにトリ先生が勝負気配でありました。内部探索については明日分に譲るとして,とりあえず新装中京の内馬場をむなしく横切る襷コースの残骸が悲しいなあ,というところであります。
 また,以前BTが中京にて「やっぱり中京は平坦だ」という感想を述べたことがあったようで,その点現在の中京について確認したいと思ったのですが,一度スタンドに入ってしまうと坂の下まで降りていく気力がわいてこないのでありました。ちなみに,中京の特観は全席に電源がついておりました。時代の流れですなー。

 フードコートは2つあるスタンドそれぞれについており,見たところ吉野家等が入っているツインハット2階が異常に混雑していて,次いでペガサススタンド2階,その1階の順。長老が事前に調査しており,名古屋メシを食べられる場所もあるとのこと。で,その名古屋メシがあるのが,ペガサススタンド1階部分でした。比較的空いていてなにより。

新装中京コース
襷コースの残骸がむなしい
ドテ丼。無理に玉子のせなくてもいいような パドック奥の景色 パドックを見下ろす

スタート 表彰
 

 ところで,名古屋には友人が何人か住んでおります。たまたまこっちにいることを知られて(最近はFBっていうとFavoriteBlueじゃなくてFaceBookなんだろうな)反応されてびっくりでした。今度いなべに行くときにでも時間作って挨拶に行かねば。その彼は特に競馬には興味はないはずですが(場合によっては競馬で金をすった結果犯罪した人に興味がある可能性は否定できませんし,宮記念時の警備でいろいろ玉突き的に影響が出ている可能性もあります),「中日新聞杯ってのがあるのね」とメールをもらいました。
 まあ,特にそれが目的だったわけではないのだけれど,この日のメインレースは中日新聞杯。相変わらず前振りが下手すぎますな。

 馬券はアドマイヤタイシから流してサトノアポロ抜けであっさりと外れ。トウカイパラダイスも買ってないので,特に惜しくもないのでした。


馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 人気
1 13 サトノアポロ 牡5 55 蛯名正義 01:59.6 5
2 7 アドマイヤタイシ 牡6 55 岩田康誠 01:59.6 クビ 1  
3 2 トウカイパラダイス 牡6 56 柴山雄一 01:59.7 1/2 3  
4 3 パッションダンス 牡5 55 川田将雅 02:00.0 1.3/4 4  
5 15 ゲシュタルト 牡6 57 勝浦正樹 02:00.0 ハナ 11    
6 11 ジョワドヴィーヴル 牝4 54 戸崎圭太 02:00.0 クビ 6   
7 6 アンコイルド 牡4 55 吉田隼人 02:00.2 1.1/4 7  
8 9 ジャスタウェイ 牡4 57 バルジュ 02:00.3 クビ 2   
9 8 カノンコード 牡7 54 岡部誠 02:00.3 ハナ 13   
10 5 ドリームセーリング 牡6 54 国分優作 02:00.3 クビ 9
11 14 ロードオブザリング 牡6 55 大野拓弥 02:00.4 3/4 16   
12 12 セイクリッドバレー 牡7 56 丸山元気 02:00.5 クビ 12   
13 10 テイエムアンコール 牡9 55 川須栄彦 02:00.6 1/2 17  
14 17 マッハヴェロシティ 牡7 53 宮崎北斗 02:01.4 5 18    
15 1 ダンツホウテイ 牡8 56 上村洋行 02:01.4 ハナ 15   
16 16 ショウリュウムーン 牝6 55 秋山真一 02:01.5 1/2 8  
17 18 ヤマニンキングリー 牡8 57 高倉稜 02:02.8 8 14  
4 コスモオオゾラ 牡4 56 丹内祐次 10   

 この日の夜は金山のカプセル。特に示し合わせたわけでもなく,トリ先生と同じでした。これだから白馬は困ります。
 まあ,もともと名古屋圏のホテルがすぐに死ぬことは清須のための一宮泊等の経験として知っており,しかもこの日は翌日に名古屋ウィメンズマラソンを控えるというさらにきつい条件だったため,名駅周辺が週の早々に壊滅してまして,そうなったらこうなっても仕方ないかな,という感もなきにしもあらずであります。
 ここのサウナはとても広々していてびっくりなのですが,全体的に北欧を意識したつくり(本当に北欧がこうなのかはおそらく誰も気にしてないと思われます)になっており二重にびっくりでした。外観もネオンぎっちの昭和感にあふれたものでしたが,サウナも昭和感あるつくり。自分としては歯磨き用(正確にはうがい用)のコップが各カランに常備されていることにびっくりだったのですが,これはこのカプセル特有なのか,名古屋特有なのか……。でも昔名駅のウェルビーに泊まったときにそんなものがついてた記憶がないから,ここ特有なのかな。
 普段は夜遅くにホテルインするのですが,この日は長老の帰宅時間の関係もありわりと早めのチェックイン。そのためサウナで人生初のロウリューを体験することができました。なかなかロウリュウーの時間に間に合わないのよね。初めてなのでびびって涼しめの位置に座ったというのもあるのですが,とても気持ちいいものでした。タオル回す人が話しながら動くので,サウナ最大の敵である「飽き」がこないのもいいのかもしれない。
 が,係員さんがタオルを振るときに上の電気に当てて電気が割れるというアクシデント発生。ぐだぐだなまま初ロウリューは終わってしまったのでした。でも,いい経験ができました。



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