2013春の祭典その2

 さて,昼は知り合いのNN氏と昼食。久々にお会いして,お元気そうでなによりでした。予想通り立派な親ばか父さんになっていて,当然立川市でこんな大イベントがあるなんて知らないようでした。まあ,知らないのは当然といったら当然なのだけれど,立川市としてこれで広報が足りてるのか考えた方がいいよなあ。

 そんなわけで,立川駅から歩くこと10分程度,懐かしの立川競輪場です。前回立川に行ったのは一体いつなのか考えてみたところ…前回のグランプリは仕事で行けずに二番町SCで買っており,その前のグランプリの可能性大(多分グランプリ観戦から白馬忘年会直行パターン)。てことは,約5年ぶりってことになります。昔は立川で勉強しながら昼すぎに競輪場に行って休憩してまた勉強,というアホなことをしてたなー(早めに切り上げて京王閣っていうアホなこともしてたな)。あと,この近くでバイトしてたこともあったな。いろいろと懐かしい。
 今回久々に立川に行って思ったのは,自分にとってのホームバンクはなんだかんだ言っても京王閣ではなく立川だということでした。

競輪場! 国体の自転車競技会場です

 まあ,今まで何回も通ってるホームバンクだし,時間もそんなにないので特に場内を探索することもせず,淡々と車券を買います。淡々と買ってるはずが,いきなり買い間違えて当たりを逃すという大エラー。まさかこんなチョンボをするとは……。先日佐賀の裏のJRAで長老が買い間違えて当たりを逃してから時間があまり経ってない中の出来事で,個人的にちょっとショック。まあ,このあと当たってこれを笑い話に出来ればいいんでしょうが,残念ながらそんな会心の一撃は出るわけもなく……。
 山崎に勝たせるための福島5車は当然軽視しましたが,それでも何かと縁のある慎太郎は応援したかったのと,目の前でまた村上が勝つかなあとちょっと村上を頭にすることに懐疑的になったのとで,外れ。う〜ん,山崎を軽視した以上当てたかったな。

イベントはホリの物真似 これは誰だっけ これはキムタク バンク 決勝発走直前

 そんなわけで,村上義弘の優勝。
 まずは金網の外でインタビューをして,それから表彰式という流れなのですが,インタビューのときに開けた金網を表彰式前に閉めてしまったので,写真的には残念になってしまったのでした。まあいいや。

まずは外でインタビュー 待機するお偉方々 3月末で契約切れだったんだな

 さて,表彰式終了後はバンクウォーク。バンク内に入るのは一昨年の平塚グランプリ以来ですが,あのときは中に入るだけで肝心のコーナーに近寄ってませんので,今回が実質的に初めてバンクを歩くバンクウォーク参加ということになるかと思います。
 平塚は表彰式も見られるので混んでおりましたが,ここ立川は表彰式後に人がはけ,参加人数は100人程度でなかったかと思われます。もったいない。ただ,警備員さんにも情報がしっかりと行き届いておらず,聞いてたお客さんに不正確な回答を出していたりしておりました。このあたりは改善の余地ありかと。
 立川は久々で,バンク改修してたことも知らなかったレベルなのですが,バンクに入ってテニスコートが無くなっていることに気付きました。まあ,この手のバンク内のテニスコートが実際に使われているのを見たことがないので妥当な処理だと思いますが,実際のところ稼働率はどれくらいなんでしょう?千葉とかはまだコート残ってますよね。

 で。バンクを歩いてみて,一般に「壁のよう」と形容されるカーブは,そこまで壁だとは感じませんでした(あまり上の方を歩かせてくれなかったのもある)。ただ,ここに向かって自転車で突っ込んでいく勇気は,ヘタレNPにはないな。

 ところで,今回初めてしっかりと立川の場内案内図を見たのですが,テニスコート入口が予想外の位置にありました。今までバンク内に入ろうと思ったことがないので考えたこともなかったな。まさか広場の方から中には入れるとは。

4角スタンド方向 1角スタンド方向 メインスタンド 村上の気分を味わえます 日本選手権競輪 周回板を入れる場所
乗りたくない これ単体で見たら
「なんに使うのでしょうか」
というクイズに使えそう
路面 このあたりは傾斜緩い 1C方向を見る さすがにカントはきつい
ビジョン
どこかにNPも写ってるはず
スタンド おめでとうございます メインスタンド 2C方向 待機室
同じものがもう1つ
敢闘門 帰ります 夢の跡 出場選手 場内案内
まだテニスコートが残ってるな
お疲れ様でした 最終後なのにバスがいました
ルールが変わったのでしょうか

 さて,バスがいるのに驚きつつも,いつもどおり徒歩で帰路につきます。歩いていると,豊川稲荷発見。ここをたらたら歩いていた5年以上前には寺院にさしたる興味がなかったので,こんなところに豊川稲荷があるなんて知らなかった。というか,そもそも普通に帰ろうと思ったらすぐに南方向に歩くから,あまりこっちを歩いたことがないんだよな。こっち方向に歩いたのは,もしラーメン屋が空いてたら寄ろうと思ったからです。

外観 鳥居 ご神木 拝殿 大鳥神社(大島の可能性もある)

競輪場周辺対策警戒本部
なぜ「
警戒」が赤いのか
あと,これは競輪客に対する警戒なのか
単純に場所的な問題なのか
にしても,この協議会は普段どんな
協議をしているのだろう…
競輪場通り 第一デパート残骸 あと188日
 
 久々に立川の北口を歩きましたが,噂通り第一デパートがなくなっていたり,トポスが無くなっていたりといろいろ変貌を遂げておりました。上りしかないトポスのエスカレーターは懐かしいなあ。キャンドゥにはお世話になりました。
 その向かいのフロム中武が今も元気なのもこれまた新鮮です。

 再度書きますが,久々に立川を訪れてみて,なんともいえない懐かしさを覚えました。数年ぶりに京王閣に行ったときも懐かしさを覚えた記憶はありますが,やっぱり立川とは違うなあ。
 そんなわけで,年末のグランプリの前にも日程が合えばまた立川に行きたいと強く感じたのでありました。
 自分の競輪的ルーツを感じられただけでも,今回の参戦は有意義だったな。車券の外れっぷり,とくに買い間違えがからんだ外し方は極めて後味悪かったけれど…。


3.多摩川58周年記念

 最後は多摩川です(このあと西武園記念にも行ったので,それもここに突っ込もうかと思いましたが,やめました)。

 多摩川への行き方は西武多摩湖線競艇場前ルート,府中本町ルート,多磨霊園ルートの3つがあります。土日に競馬場に向かう客を横目に多摩川行きのバスに乗るのも何とも楽しいものですが(無料タクシーとバスを併存させる理由がさっぱり分からんけど。地元対策なのかなあ。青梅市的に特にメリット無い気がするのだが),自分が最も多く使うのは多磨霊園ルートです。これは西側(実家)から行く場合も,東側(自宅)から行く場合も一緒。多磨霊園から歩いたこともあれば,実家から自転車で乗り込んだこともあります。昔は府中本町からのバスは西門に着いてたんだよなあ。ああ懐かしい。

 とまあ,長々と前置きを書きましたが,今回は西武多摩湖線ルート。電車が白くてびっくりしました。西武といったら黄色いあいつのイメージなんだけど。

白い! 西武園の広告が出てました
市外局番は04なのか…
向かい側のホームは不使用です さすがに競艇場の案内あり

 帰りに多摩湖線を使ったことは何回かありますが,行きに多摩湖線を使ったのはもしかしたら初めてかもしれません。
 ここに限らず,また競艇に限った話でもないですが,レース場に近づくにつれて聞こえてくるモーター音やファンファーレってなんともいえない高揚感を醸し出します。これが聞こえてくる瞬間がある意味一番の瞬間かもしれない。

食堂商店街への矢印
専用通路が出来ると
食堂街は死活問題だろうな

淀や阪神も大変そうだ
見えては来るけど見えない 回数が書いてないけど
使い回すのでしょうか?
屋ではなくヤにするのは
全国的なのかな
前もどこかで見たことがある気がする

 そんなわけで,多摩湖線経由での入場は新鮮でした。う〜ん,初めてなのか2回目なのか自信がないな。まあどうでもいいか。
 入場。あ,工事が終わってる。そういえば記念までに終わらせる日程だったな。
 まあ,記念だからといって特別なことがあるわけでもないですが,昔の記念のポスターや,過去の歩みなんかが掲示されているのはニワカにはありがたい。尤も,見入ってる人はほとんどいなかったけど。

工事完了 実物と比べると
あまりにも痩せてないだろうか
過去のポスター
55周年の記憶が全くないのは
この年東京にいなかったからだな
出場選手 これまでの多摩川競艇の歩み
展示するのはいいんだけれど,高い部分が読みづらいんだよなあ。
もうちとなんとかならんのかな。
続き 初日の開催表
案外今と変わらない
決意表明と挨拶

「ボートレース」ではなく
「競艇」に統一されております
初日の新聞

 あ,あと,桜がきれいに咲いておりました。残念ながら咲いている場所が場所(屋根のある通路の横)だけに花見に適さないですし,花よりレースな方々だらけなので,特に注目もされていないようでありました。それにしても,今年の桜はよく分からんあいだに開花してよくわからん間に終わりを迎えたなあ…。

桜。気持ちよく晴れてるとよかったんだがな 毎度の牛炊

 今回びっくりしたこと。この日,ステージではアイドルグループのステージが行われておりました。これ自体は女子王座のときもやっていたので,大レースの最終日につきものなんだろうな,程度の認識でした。なんですが,この日いたドロシーリトルハッピーというグループのステージの盛り上がりが尋常ではなく,これはほぼ間違いなく今まで自分が見てきたこの手のステージの中で一番盛り上がってる(その人数はさておき)といえる状態でした。
 あと,確かこのドロシーリトルハッピーというグループが「1年ぶり」という発言をしており,1年前というと女子王座か,女子王座にいたっけかな,などと現地で悩んだのでした。が,どうも多摩川ではアイドルフェス in BOAT RACE TAMAGAWAと題して,この手のアイドルステージを定期的にやっていたようです。へぇ。こんなことやってたのか。全く知らなかった。
 いい機会なのでネットで検索してみたところ,どうもファンの皆様は手慣れたもので,アイドルが代わるたびに適宜前後の入れ替えなんかもしているようです。確かに,フェスなんかだと適宜出入りするよなあ。
 できればお客様方におかれましても舟券を買っていただきたいと思うですが,いかんせん出演しているアイドルが未成年で,競艇に興味を持つ持たない以前の問題なのがつらいな。せめて20歳を超えてたら一言言ってもらうくらいのことはお願いできそうなものだけど。
 あと,おそらくノミ屋等々の関係もあって難しいのだろうけど,ここでお目当てのアイドルを待ってる皆様に「100円でいいから買ってみないか」とあるいて舟券を勧める職員,できればそのばで舟券を渡せるようなかたちで動ける職員がいたらいいんだろうな。パッと検索しても,「100円くらい買ってみようかと思ったけれど買い方分からないからやめた」と書いてるブログも見つかったし。
 いろいろと批判もあるイベントのようですが,個人的には何もやらないよりかは何かやった方がいいと思っているので,是非とも今後も続けてほしいと思うのでした。

バニラビーンズ
これは女子王座で見た記憶
ドロシーリトルハッピー 最後に全員そろって抽選会か何か

 あと,閉鎖されて以降初めて西門に行ってみました。基本的に旅打ちじゃないと場内探索をしないので,行ってうろつくに新しい発見があるんだよなあ。この日は初めて西門に行き,初めてスタンド3階に上りました。これで特観以外の場所には一応足を踏み入れた格好になるんではないかと思いますが,自信がありません。

西門跡
まだ綺麗なので
使おうと思えば使えそう
西門付近からみた景色 もうちょっと水面側に迫り出て
臨場感があればよいのだが
レース 消えかかってる
コーチ屋の手口

これだけ売上げが落ちると
コーチ屋もいなくなるんだろうな
最後にコーチ屋に
声を掛けられたのは
10年近く前だな…

 さて,レースは篠崎がイン逃げ優勝。こちとら井口頭で外れ。
 表彰式では,さきほどのアイドルのファンに負けじと篠崎を熱狂的に応援しているっぽい方がおられてほほえましい限りでした。

森高は2コースまで 逃げ 常に動いてました
中の人お疲れ様です
インタビュー 青梅市長は終始にこやか
多分売上げが想定よりよかったんだろうな
バニラビーンズのみ登場 ウェイキーと記念撮影

 う〜ん,多摩川は自分にとってのホームプールなのだが,まともに勝った記憶がない(多摩川で勝っても併売で惨敗したりとか)。

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旅行記旅打ち