安曇野をみるの

 センスがないのに無理に題名をつけようとするのは悪い癖ですな。

 さて。元気に朝からサイクリングです。とりあえず,昨日風呂に入っていないので目指すは温泉。そして,その途中に小岩嶽城があるようなので,寄ってみます。なお,この城の存在を知ったのは前日夜のことでありまして,特になにも分かっていない中の登城と相成ります。

 自転車を借りるときに上り坂についてそこそこ脅されたのに,ユースまではたいしたことがなかった,ということは,今日,さらに登ることになるのは明らかですね。というわけで,気合いを入れてキコキコ進みました。が,特に強烈な坂はなく,拍子抜け。なんでぇ,俺の体力もまだまだ衰えてないな,などと調子に乗っておりました。

 で,小岩嶽城址公園へはちゃんと看板も出ていて(但し日焼けしていて,自動車だったら確実にスルーする),模擬城門前にはすんなり到達。ここに自転車をおいて,いざ登城であります。

城址と公園の間には
「・」が入るのが正解のよう
解説 正面から 裏側
ぶれた

 急遽ネットで仕入れた情報によれば,尾根の先端に模擬櫓があり,昔の曲輪部分に神社があるとのこと。
 てことで,模擬城門を越えて,道なりに進んでいきます。すると……開けた場所に出て,トラクターが1台停まっています。なんだここは。これが噂の主郭か。でもそのわりに神社もなにもないぞ。いったいどうなっているのか……。
 とまあ,頭の中は完全にはてなマークで埋め尽くされており,なにより競馬が気になるのでここで引き返そうかとも思ったんですが,階段があったのでそこを登ってみることにしました。すると,無事模擬櫓に到着。せっかく血税を使ってつくったんだろうから,もっとちゃんと案内板を出して宣伝すればいいのに。

 そして,模擬櫓に登ります。うむ,麓まで視界が開けていて,これなら物見櫓としての役割は十分。昔からこの高さだったのかは分かりませんが。
 ところで,「入山禁止」の張り紙が目立ったんですが,これのせいで階段をのぼっていいのかどうか迷いました。多分,階段をのぼるところまではよくて,その奥に勝手に入るべからず,という趣旨なんでしょう。てことは,このあたりは基本的に私有地なんだろうな。

ここに出た 登る 模擬櫓 眺め 入山禁止

 そして,登ってきた道に分岐点があったので,そっちに進んでみました。すると,ビンゴ。求めていた曲輪が登場。奥に神社があるので,これは間違いない。で,それはいいとして,ここにくるまで特に竪堀のようなものを発見できなかったんだけれど,それは自分の観察力の問題なのでしょうか…。

こんな道を進む なんとなく堀切っぽかったですが… 曲輪。広々しております。
神社 大きな石
当時使われたものでしょうか
上を見上げる
戦没者供養塔と慰霊碑。慰霊碑は平成25年発願のものでした

 もうちょっと事前準備をした上で,自分にちゃんと堀を見るちからがあれば,もうちょっと違った見方ができたはずです。無念。ですがまあ,1つ登城できたということでにわかは自己満足するのであります。

 さらに進みます。道中,神社とお寺があったので例によって寄り道。寺院は青原寺というお寺で,神社はGoogleMap情報で三輪社。

三輪社 青原寺 多分アジサイの仲間。この時期に咲くのもあるんですね

 さて,いよいよお待ちかね。温泉です。穂高温泉郷の案内を抜けてちょっと進むと,見えてきました富士尾山荘。宿泊施設や蕎麦屋さんも兼ねているようですが,温泉は時間外でも入浴可というありがたい場所です。時間的には蕎麦を作っている最中でしたが,中に入れてもらってお金を払ってレッツゴー。
 この時間に入浴しにきているのはNPだけでした。いやぁ,贅沢贅沢。

 加水・加温なしとのことですが,温度的には入浴に適した温度で素晴らしい。これを独り占めできるとは。
 ここの温泉は飲用にもいいということで,飲んでみました。なお,最初コップの存在に気付かずに浴槽の水を手で掬うという自分でもびっくりなことをしました。特に大腸菌にあたることなく今日に至っております。なお,飲んでみたところ,特に特徴的な味はありませんでした。

温泉郷入口 富士尾山荘外観 温泉への道
ONSEN!! 由来 成分表 飲用可とのこと 加水無し加温無し掛け流し

 で,帰りがけになんか安売り自販機が集った「ハッピードリンクショップ」なる場所でお風呂のあとの一杯をいただいて,競馬場に向かいます。


 ここまでは平和でした。

穂高神社御船祭り安曇野観光草競馬

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