レールバス

 最後はレールバスの跡地見学へ。
 そもそも,レールバスという言葉すら初めて聞いたレベルでありまして,レールの上を走るバスであろうというのは言葉の響きからなんとなく分かりはするものの,だからなんなのかはさっぱり分からん。レールの上を走るなら列車でいいではなかろうか。ガソリン使うと列車でなくバスになるのか。そもそもガソリン使ってるのか。火花とかで発火しそうではありませんか。
 というわけで,こんなときはWikipedia。レールバス南部縦貫鉄道。……基礎知識がなさ過ぎて読んでもよく分からん。とりあえず,この日ここで見せていただいたのは富士重工製のものでした,とだけ。製鉄や新幹線など,時代の動きに翻弄された姿がみてとれます。そして,今は馬産も原発も揺れ動いていると。馬産と原発を並べていいのか知らんけど。

 見学時間は16時までのところ,到達したのは15時30分すぎ。なかなかにぎりぎりです。

本社社屋 絵馬 線路と駅

 奥の建物に入りますと,おばさまがほかの観光客のお相手中でして,NPを発見すると残り少ない時間の中,中を案内していただきました。
 まあ事前知識がなさ過ぎて,こういうものなのね,という以上の感想を抱けないわけでありますが……。とりあえず,外観的にはきれいで今にもフル稼働できそうに見えてしまうのですが,実際には耐用年数を超えているようでして,ブログなどを見ていると,毎年おこなわれているっぽい撮影会等に向けて,関係者の皆様が頑張って整備している様子がみてとれます。いやはや,頭が下がります。こうまでしているものをタダで見せていただけるとは。感謝感謝。

車内 記号の意味はさっぱり分からん 連結部 車台
外観。いろいろぶつかったりしてへこみがあるらしいです

 駅はまだぎりぎり駅っぽさを残してます。草に覆われてますが,歩けないほどではなく,緑なのがかえって美しさを出しております。線路はどこまで続いているのだろうか。

線路図などなど 駅名表示
見た目新しいけれど
昔のままなのだろうか
車両庫 ホームとホームから伸びる線路
ホームの上は草だらけ ホームへ上がる階段も
草に覆われてます
ポイント こっちは行き止まり 良くも悪くも
緑がきれいですね……

 最後に,本社ビル内にこれでもかと詰められた夢の跡を見て,いくつか記念品を買っていきました。まあタダで見せていただいた以上なにか買って出たくなるのが人情ってもんです。このテのものを衝動買いした結果,なにかに生かされた記憶がないのが我ながらつらいところです。

入口 書き慣れてないためだと思いますが,字がなかなかに汚くて趣があります
こういう場所にきれいな字を書ける人って凄いですよね。
自分もホワイトボードに字を書くのが苦手なので…
これも時刻表
平成8年の時刻表の字は読みやすい
車両案内 展示品。いろいろな方々の夢が詰まっております 旧切符売り場
今は記念品販売口

 今回の旅行もいよいよ大詰め。最後の目的地はあすなろ温泉。せっかくここまで来たんだから最後にひとっ風呂浴びて帰ります。
 ここは客入りも多く賑わっておりました。なお,ウリである常暖サウナには入っておりません……。この常暖サウナ,看板では施工が青森セメント販売株式会社になってますが,今検索すると有限会社熱研工業のページがヒットします。宣伝文句を見ても同じ商品だと思われるので,多分社名が変わったか営業譲渡したかなにかではなかろうかと。

窓にテントウムシがいた 外観 新時代の!!
常暖サウナ
日本初の間接式とのことです
成分表

 そんなわけで,無事事故なく車を返して終了。いそいそと仕事場である宇都宮に向かうのでした……。
 それにしても,繰り返しになりますが,七戸の馬文化は奥が深い。町史を見てみたくなるレベルであります。

七戸馬巡り


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