カーナヴォン城その1〜入城

 さあ、いよいよウェールズ旅行も佳境を迎えました。最後の旅行地はカーナヴォンになります。
 バスで40分ほど揺られて到着。
 なお、私はイギリスに来て初めてWilliam Hillを見たと喜んでいたようです。たしかに、初っぱなのドンカスターのLadbrokesに始まり、ここまでWilliamHillとは縁が無かった。日本にいるときはブックメーカー=WilliamHill、くらいのイメージだったのに。
 なお、このあとKempton ParkのキングジョージチェイスでWilliam Hillの名前を嫌というほど見ることになります。

バスを降りたところ William Hillです バス
カーナヴォンの案内板。Town Wallで囲まれていたのはオレンジ色の部分です

 城の東側にはちょっとした広場がありました。そして、Town Wallが残されております。ここのTown WallはConwy城のものよりも薄く高いように見えます。なんというか、「壁」という感じの壁です。城壁の上から攻撃したり、ということはあまり想定してなかったのかな?もちろん、合計10の塔があったからそこから攻撃はできたんだろうけど。

東側から城を見る
こちらの入口はQueen's Gate
Town Wall。上に登れそうな雰囲気がない

 それでは、城に入ります。入城口は北側のKing's Gateになります。

城壁 King's Gate 見上げる

 まずは、例によってパンフレットと関連書籍から。例によって泡沫サイトであることをいいことに著作権というものを一切気にしておりませんので、苦情はウェルカムです。

『中世ヨーロッパの城塞』より 『イギリスの城郭・宮殿・邸宅歴史図鑑 』より
ガイドブック表紙 鳥瞰図 目次 Introduction 平面図 裏表紙

The King's Gate

 とりあえず、入城てKing's Gateを振り返ります。

入って右手
正面がEagle Tower
Defensive Design King's Gateを振り返る

 ここまでは特に問題ないのですが、問題はこのあと。自分の行動が完全に謎です。通常の自分の行動パターンを考えると、そもそもなにゆえ入って左手方向の写真が残されていないのかが分からない。右、正面、左と順番に写真を撮るのが自分の通常行動ではないのか。
 というわけで、以下はおそらくここで起きた事象なのだろうと推測(ただ、振り返って考えても、どのタイミングで鞄を置いたのかはちょっと分からん)。

 実は、ここでとある東洋人に”Are you Chinese?”と話しかけられました。
 中国人があふれるこの国でこの質問を受けるのはまああり得ることで、この質問も初めてではありません。んで、正直若干「また中国人か」という思いがあったことも否定しません。そんなわけで、”Im sorry, Im Japanese”と答えたのでした。すると……話しかけてきた人も日本人でした。
 なんで搦手(中国人側)から攻めてきたのかはよく分からんところですが、もしかしたら中国人と英会話をしたかったもかもしれません。
 話しかけてきた方はリーズに語学留学している京産大の大学生でした。語学留学など、大学時代は麻雀に明け暮れていた私には思いもよらなかったことでして、こうしてイギリスまで来て英語を学ばれる熱心さは素晴らしいです。是非とも今後英語力をフルに使って世界に羽ばたいていただきたいと思うのであります。

 で、彼とのからみで覚えているのが、私がまた鞄を下に置いて城内を見ようとして、城の係員に注意されたこと(そのとき、彼が横にいたことを覚えている)。これで3回目の注意なのでもう二度としません。有料区域内だと安心する悪い癖はなおしたい。……私の気の緩みについては、このあとのマンチェスターで事件が起きます。

 あと、私のメモに、
- ここがラピュタの城だと思い出す
- どこがラピュタみたいに見える場所だっけ
という2行がありました。「どこがラピュタみたいに見える場所だっけ」とか書いてますが、そもそも私はラピュタをフルで見たことがありません。なんか巨神兵が出てくるのと、飛行石で空を飛んでることだけは認知してます。そんな人間ですから、この「ラピュタ」というキーワード、自力で出せないのでは無いか、もっというと、この京産大の学生さんから聞いたのではないかと思うところです。

 というわけで、自分の行動を写真から推測するに、おそらくKing's Gateの左側の入口から中に入ったのだと思われます。

螺旋階段 Eagle Towerを見る おそらく、King's Gateの西側の塔の内部 おそらく入城門の
上、2階部分だと思う
東方向を見る
Black Towerと
左に一段上がっているのが
Queen's Gate
Chamberlain Tower Chamberlain Towerと
右がQueen's Tower
おそらく、King's Gateの東側の塔の内部 階段を下りる

 再び地上に戻り(そしておそらく鞄を回収し)、あらためて西方向を。

Great Hallあたりから西を見る
左がQueen's Tower
正面がEagle Tower
Kitchenと
Well Tower

Kitchen跡地

 Great HallからKitchenに移動。Kitchen跡地は一段下がった場所になります。

KitchenからGreat Hall方向
左がChamberlain Tower、右がQueen's Tower
Queen's Tower Queen's TowerとEagle Tower
Catering in a Castle 奥にEagle Tower
手前がWell Tower
KitchenからChamberlainTowerを見上げる 手前がChamberlain Tower
奥がBlack Tower
KitchenとKing's Gate

 なんとなく居場所を理解できるようになったところで、塔をめぐります。まずはWell Towerから。
 それにしても、旅行記とはいえ、我ながらグダグダがすぎるな。


National Slate Museumその2カーナヴォン城Tower


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