トントンと進むニワカ 〜その2 晴男編
4 2021年ラグビートップリーグプレーオフトーナメント2回戦 日野vsトヨタ
立川日野豊田八王子。みんな知ってる中央線です。豊田はトヨタでなくトヨダと濁ります。そして、日野はトヨタの子会社。ややこしいですね。
そんなわけで、親子会社対決。日野vsトヨタの試合。ラグビーは親子会社規制はかかってないんですね。まあ、アマチュアリーグだから、海外で賭ける奴は自己責任でやってくれ、ってことなのでしょう。
この日はようやく晴れました。めでたいめでたい。雨男返上です。
雨男を返上したのはいいんですが、この日はデジカメを持って行くのを忘れました。てことで、写真はスマホになります。とはいえ、昨今のスマホのカメラは非常に優秀なので、まあ素人が下手くそな写真撮ってる限り特に違いはないのであります。
写真の話はさておくとして、これでラグビーワールドカップを含めると観戦5戦目。トップリーグもようやく落ち着いて見られる、という状況であり、ようやく、1つ1つのプレーが何を意図しているのか分かるようになってきました。ラインアウトの際のルールを正確に理解してないため、狙いがすべて分かった、とは到底言えないのではありますが、それでも、ある程度「こうやって自軍の陣地を前進させていきたいんだな」というのは分かります。うむ、これが分かるとラグビー観戦を楽しめるようになりますな。
試合も、非常に堅かった前の試合と比べて点が入りまくる激しい試合となり、素人的には楽しかったです。
やはりスマホのカメラだと望遠が弱いな、というのがよく分かります。まあ気にしない。
前半はトヨタ21-日野10で折り返し。
後半に入っても点の取り合いは続きます。後半はトヨタ28-日野19。前半よりも点が入りました。
結局、トヨタ49-日野29で試合終了。日野はトップリーグプレーオフ2回戦で敗退となり、これでシーズン終了となりました。せっかく作戦や戦略が分かり始めたところでのシーズン終了ですが、まあ楽しみは来年以降にとっておくことにしましょう。
試合詳細はこちら。試合レポートはこちら。公式記録はこちら。
5 武蔵野館
試合後は新宿で戦場のメリークリスマス鑑賞。非常に有名な映画ですが、これまで見たことがありませんでした。なんか役者としての坂本さんの悪口を言っちゃいけない空気感があるんですが、やっぱり言っちゃいけないのでしょうか。まあそれはそれとして、印象的な場面もあり、1回見ただけでなにかを語るのは難しいというのが感想です。ヨノイもハラも自決せずに終戦を迎えたようですが、それは彼らの美学に沿ってたのだろうかなあ。
6 2022年ラグビーリーグワンディビジョン 2第2節 日野vs釜石
自分の中では社会人ラグビーといったら新日鉄釜石と東芝府中です。で、今になって知ったんですが、「新日鉄釜石」というチームは既に2000年でなくなっていて、2001年からは釜石シーウェイブスという名前に変わっていたようです。つまり、この20年間私がラグビーというものに全く興味を持っていなかった(見に行っていた2021年においても日野以外に興味を持っていなかった)ことが分かります。なお、東芝府中もなくなってるんですが、これはどうやら2003年から東芝ブレイブルーパス東京という名前に変わっているようです。こちらも全く時代に追いついていませんでした。
この試合の先立つこと約1週間。トンガにおいて、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山が大噴火を起こしました(Wikipedia)。私は丁度その翌日、東博でポンペイ展を見に行っていて、そこで色々と感慨深い思いをしたんですが、そこから1週間。トンガと言えばラグビーにおいて非常に重要な国でして、日本とも関係が深い国です。上で見たニリ・ラトゥ選手もトンガの選手です。
そのトンガの復興支援のため、釜石はトンガ復興支援Tシャツを販売しており、練習中はそのシャツを着て練習しておりました。他方で日野はタオマフを発売。
正直、その後起きたロシアのウクライナ侵攻戦争でトンガの話がぶっ飛んでしまっており、ラグビー界が踏ん張ってトンガ復興支援をしたことはおそらくかなり重要な意味を持ったと思います。これが将来の日本とトンガの言い関係に繋がることを願ってやみません。
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入場 |
撮影ルール |
日野のゆるキャラ |
旗がはためく |
コンコース |
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Google Photoさん作成のパノラマ |
←のもととなった写真群 |
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日野市民デーでした |
今の日野市長は大坪さんというらしいです |
トンガ復興支援Tシャツを着る釜石 |
日野 |
で、選手紹介。去年トップリーグを見たときは、どちらのチームにもよることなく、公平な選手紹介がなされていて、さすがラグビー、サッカーとは違うな、と思っておりましたが、今年はリーグワンになってホーム・アウェイの概念が導入されたらしく、ホームの日野の選手紹介に比べてアウェイ釜石の選手紹介は非常に簡素なものでした。今回撮った動画はこちら。まあ、1年経ってもどっちみち選手を覚えていないのであります。
そんなわけで試合です。
ちょっと気になったのが、両チームとも、素人の私が見ても分かるようなミスが多かったこと。上のNEC戦で書いたように、少なくとも日野はミスが非常に少ないように思えていたのですが、この日はやけにミスでボールを失うことが多く、ちょっとびっくりでした。もしかしたら、雨よりも寒さの方が選手のプレーの正確さに影響が出るのかもしれませんし、もちろん釜石の守備がいいから日野が無理をして、ミスが増えているだけなのかもしれません。そのあたりは私のようなニワカ素人には分かりません。
そんなこんなでハーフタイム。
日野のタオマフを買いに行ったのですが、既に売り切れ。サポーターズクラブの特典だけ受け取っておしまい。やはり噴火から1週間後なだけに、皆さんトンガへの関心が高い。この関心がどれだけ続くのかが問題ですね。
また、この日、たまたま私の知り合いが試合を見に来ていることがFacebookで判明し、ちょっと連絡を取りました。
この方は私のようなニワカ素人ではなく、昔からラグビーをご覧になっている方です。このような詳しい方と一緒に観戦できたのはこちらの観戦力を高めるという意味では非常に重要。それにしても、私と競馬やサッカーを観戦しても、同行者の観戦力を高めるお手伝いはできそうにありません。こういうところに人間としての力の差が出ますね。
日野についても、コロナ前はトントントントン日野の二トン、のリズムで応援していたことなどを教えていただきました。試合前もちょっとだけ応援の練習をしていたようですが、やはりコロナ禍で声を出せないとなかなか難しいですね。
この方と一致したのが、釜石のCharls Matthewsが大きいことと、同じく釜石のBrett Cameronのイケメン主人公感が凄いということ。この2人が釜石の街中を歩いていたらさぞ目立つだろうな、という話をしたのでありました。
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試合後はベローチェで旧交を深めたのでした。本当は2022年ももうちょっと見に行きたかったんですが、なかなか日程が合わずにこの日が最初で最後となりました。残念。
そんなこんなで、2019年〜2022年までのラグビー観戦歴をまとめました。こうやって記録しないとすぐに忘れてしまう。
トントンと進むニワカ〜その1雨男編
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