2022ジャパントラックカップII 2日目 レース編
今回のプログラムです。ネットから拾って現地に持って行ったものですが、おそらく現地で配布していたものも同じものでしょう。
最初に結果を出してしまいますが、この日の協議結果はこちら(PDF)。消されたときのために、一応自分側にも入れておくことにします。
1 男子スプリント予選200mTT
到着時点で、男子スプリントの予選中。200mのTTです。単独そうで、別にどのラインがどうとかを理解できるほどの見識も無いので、見ていて面白いものではありません。「速いなー」とかの素人丸出しの感想を出しつつ、今日の出走メンバーに知ってる人がいれば「おお、山崎、元気か」と、お前誰だよ的感想を抱いていたのでした。なお、大学生ながらここに出場していた中大の市田は、あの市田の関係者かとおもったら、どうやら息子さんとのことです。まあ、珍しい名字だものね。そして、中大ということで謎の上から目線で応援しておりました。
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到着時の順位 |
見覚えのあるユニフォーム |
市田が回り始める |
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ラストスパート |
暫定2位です |
新山準備中 |
新山スタート |
ラストスパート |
お疲れ様でした |
暫定4位 |
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韓国のカンセオジュン |
山崎賢人 |
200mTT最終結果 |
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クールダウンする山崎
髪が見えないとなかなか判別できません |
2 女子オムニアム1−スクラッチ
女子オムニアム一発目はスクラッチです。到着時点で、東京五輪銀メダリストの梶原選手が出ていることは認識しておりましたが、それ以外にどんな選手がでているのか、梶原選手の実力が他の選手と比べてどれほど抜けたものなのかについてはまったく知識を有しておりませんでした。
スクラッチはゴール順で決まる、ある意味非常に単純なレースであり、「バンクで行われるロードレース」と表現されることもあるらしいのですが、そもそもロードレースの駆け引きについてなにも知らないので、コメントのしようがありません。道中、競輪的にラインを組んで走ったら失格になるのだろうか。
スクラッチの優勝は梶原。強いです。さすがメダリスト(そういえば、金と銅のメダリストが誰なのかさえ知らずに見てた)。
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掲示板には全選手の名前が出ない仕様 |
整列 |
レースは進む |
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香港のコーチが外から声をかけてました
選手は位置取りなどを俯瞰で見られないから大変です |
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3 男子エリートスプリント 1/8決勝
スプリントの1/8決勝、ベスト16です。1/8決勝は一発勝負なんですね。これも知ってる名前があると楽しみが増えます。
山崎と新山のレースだけ撮ったのには特に理由はありません。
4 女子エリート ケイリン 1回戦
女子のケイリンについては、佐藤と梅川は一応名前だけは知ってます。ガールズケイリンでどの程度の成績を残してるのかは知らない、程度の知識です。太田がDNS扱いであることは後で知りました。
海外勢では、何故か香港のリー・ワイシー(李慧詩)のことを知ってました。と言っても、別に詳しいわけでは無く、前日か前々日辺りにTwitterで知ったレベルです。
ペーサーについても、てっきり電動バイクがうぃ〜んと走ってくるのかと思ってたら、静かな音の自転車でした。全く知らなかったのですが、パナソニックが東京五輪用に電動自転車を開発したようで、多分ここでもそれを使ってたんじゃないかと思います。五輪のときはペーサーなんて全然注目してなかったな。
日本の佐藤・梅川、注目の李慧詩は揃って決勝へ。
5 男子エリート スプリント−1/4決勝 1戦目
男子エリートスプリントの1/4決勝、1戦目です。121期早期卒業で知られる太田海也はこのあと8月にS級への特別昇級を果たすことになります。まだまだ若い選手ですが、果たして今後どうなることやら。
6 女子エリートオムニアム2 テンポレース
オムニアム2つめはテンポレース。
これも作戦の作り方を理解していないのですが、途中、梶原、リー・ジー・ウイング、ファン・ティンインの3人が他の選手から離れて、2つの集団に分裂してました。第9スプリント〜第17スプリントまで、3人で順番にポイントを取り合っておりました。そして、第21〜26スプリントは古山稀絵が連続でポイントを取得。最終的には、梶原がトップ。オムニアムは4種目あるので、体力の温存とポイント計算とで色々と頭と身体を使う必要があるのだと思います。
7 男子エリート スプリント−1/4決勝 2戦目〜3戦目
女子のテンポレース〜昼食を挟んで、スプリント1/4決勝の2戦目です。素人的には昼食を終えてからスプリント2戦目にすればいいのに、と思ってしまうのですが、なにか理由があるのでしょう。
8 女子エリートオムニアム3 エリミネーション
先ほどのテンポレースから昼食を挟んだとはいえ、1時間程度しか間を置かずにオムニアムの第3種目、みんな大好きエリミネーションです。これはもう分かりやすくていいですよね。
こちらはエリミネートされる選手の番号がビジョンに大きく表示される方式でした。
ポイントをどこまで確保して、最終種目に体力を温存するか、という難しさのある競技だと思いますが、梶原はここも最後まで残り、トップでゴールを駆け抜けました。とにかく力が抜けている印象であります。
9 男子エリート スプリント−1/2決勝 1本目
スプリントの準決勝、1/2決勝です。
第1組が太田海也vs山ア賢人、第2組が寺崎浩平vs市田龍生都です。太田と寺崎が1本目勝利。
10 男子エリートマディソン
マディソンです。これは未だに自分で面白さをつかめていない競技の筆頭でして、選手間の連携で交代していくシーンは凄いと思うものの、戦略的な部分がよく分からないのでなかなかに厳しい。出場メンバーに関しては、知ってるのは橋本英也のみ。てなわけで、元々の睡眠不足も相まって、途中落ちました。無念。
それにしても、これだけ選手がわちゃわちゃして、しかも走行選手と交代選手が入り乱れて、よくぞ落車しないものです。すごい。
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出場チーム |
120周です |
スタート組 |
交代組 |
わちゃわちゃ |
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マディソンは最終的にJapan National Team(窪木一茂・今村駿介)が圧勝。12スプリントのうち、9・10スプリント以外はすべて1位でポイントゲットという強さでした。2位がJapan
Cycling Federation(橋本英也・兒島直樹)、3位が韓国ペアでした。
11 女子エリートオムニアム4 ポイントレース
いよいよオムニアムもラスト。最後はポイントレースです。
素人目には、ポイントレースで動く点数が大きすぎるんじゃないかと思ってたんですが、最後まで注目を引くためという意味ではまあアリなのかな。
この時点で、トップは梶原の120点(満点)、2位に香港Lee Sze Wingの106点、3位タイで内野艶和と古山稀絵が104点。5位が台湾のHuang
Ting Yingの100点。ここまでの5人が100点オーバーです。
ここでも梶原は序盤から順調にポイントを獲得。内野が2回(1・3)スプリントを取って意地を見せますが、第4・5スプリントを梶原が取って優勝がほぼ確定。無理をせずに順調に第6・7スプリントでもポイントを獲得して優勝確定。最終週はウイニングランとなりました。このあたり、ポイントを意識しながら周回しないといけないので大変です。この日は梶原圧勝だったからよいものの、接戦の場合は相手をインに押し込めつつ自身は1位を取りに行く、といった戦術もあり得るのでしょう。頭と身体を同時に使うのは本当に凄い。
そういえば、ポイントの途中経過は自分でビジョンを見てるのか、コーチか誰かが叫んでるのか、どんな具合なんでしょう??
そして、内野は最後を1着でゴールして逆転2位となりました。
第1スプリントが終わったところ |
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途中経過 |
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最終スプリントを残して
梶原の優勝が確定 |
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最終20周回の動画はこちら。
梶原選手はさすが五輪銀メダリスト、という感じで終始圧倒的な走力を見せておりました。優勝おめでとうございます!
12 男子エリート スプリント 決勝&3位決定戦 1本目
男子エリートスプリント。金メダルを巡って太田と山崎が、銅メダルを巡って寺崎と市田が争います。こういう場所での争いは将来的なラインの番手権に影響するんでしょうか。まあ今はみんな所属地区が違うので(市田は富山に来るとすると寺崎との関係が問題になるけど)、大きな問題にはならないでしょう。というわけで、3位決定戦の1本目の動画も撮ってみた。
1本目はそれぞれ太田と寺崎が先勝。
なお、2本目は写真を撮らなかったので、スプリントの写真はこれにて終了です。
優勝は太田、2位山崎、3位は寺崎、4位に市田です。太田海也はさすがの脚力でした。3位の寺崎はこのあと西武園競輪のオールスターで決勝に進出し、脇本を番手につけて先行し、脇本が盛大にやらかして無駄死にすることとなります。
13 女子エリートケイリン 決勝
女子エリートのケイリンは7〜11位決定戦と1〜6位決定戦の2本でお送りします。
ケイリンの決勝の動画はこちら。ぱっと見誰が勝ったか分からず、遠目に巣トーキングしている限りではゴール後の李慧詩の表情が硬かったので、てっきり負けたのかと思ってました(あとからゴール入選の正面写真を見てみたけど、インの梅川が勝ったように見える)。
最終的には、李慧詩が優勝。東京五輪銅メダリストとして、さすがの勝負強さを見せたのでした。これで35歳だってんだからすごい。
14 表彰式
そんなこんなで、お疲れ様でした。表彰式のお時間です。まずはマディソン。途中居眠りしてすいませんでした。最後はみんな仲良く密になって撮影。選手間の仲の良さが見えるのはいいですね。
続いて女子オムニアム。梶原選手が何か持ってるな、と遠目に思ってたんですが……。どうも、トライアスロンの宮崎集選手が7月27日にフランスで練習中に亡くなったとのことで(南日本新聞)、宮崎選手と仲の良かった梶原選手が宮崎選手の写真を持って登壇していたようです(日刊スポーツ)。
ご友人が自転車競技練習中に亡くなったというのはメンタル的にかなりきつい状況だったと思われ、そんななかでこの強さで優勝したのだから梶原選手は素晴らしいです。
ここでしばらく休憩タイム。すると、香港チームが表彰台で記念撮影してました。雰囲気が良さそうでいいですね。
真ん中にいるのは総監督?かなにかだと思うんですが、途中で眼鏡外してますね。
香港チームで盛り上がったあとは、女子ケイリン。李慧詩が表彰台慣れしてますね。
最後は男子エリートスプリント。
ケイリンだけでなく、競輪でも頑張って下さい。
15 帰宅
そんなこんなで、なんとか途中の睡眠も最低限に済ませることができました。
タクシーをどのタイミングで呼ぶかもちょっと迷ったんですが、結局外に出てから呼びました。迎車料含めて3000円。
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207年のなにか |
サイクルスポーツセンター |
五輪のレガシー
日本サイクルスポーツセンターは、
サイクリストの憧れを呼ぶ聖地として更なる一歩を踏み出したようです |
ベロドローム外観 |
修善寺駅ではみしまコロッケを買い、家路につきました。お疲れ様でした。
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カウンターボードはそのまま |
猪最中 |
みしまコロッケ |
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北条義時 |
修善寺まきの |
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改札口 |
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