メキシコ旅行記その8(text ver.)
1月4日その2
ということで、いよいよ宮殿です。何がどういよいよなのかよく分かりませんが…。
宮殿に上る階段は日陰でした。ということで、座って休息をとっておられる方、あるいは、ガイドさんの説明に耳を傾けておられる方が大勢おられました。
日陰だったら後回しにしようかな、などと頭の悪い考えが一瞬よぎりましたが、考えてみれば、日陰なのは今だけ、時間が経てばここは日向になるのです。
ということで、登頂開始。まあ、高さそれ自体はたいしたこと無いんですが。
まあ、例によってガイドさんの説明を盗み聞きしておりました。とりあえず、有名なマヤのアーチです。この形だといい具合に重さを分散できるようです。いやはや。昔の人は頭がよいですね。
そして、至る所に「T」の形をしたものが。これも盗み聞きしたところ、風の神様を表したものだそうです。ふむふむ。
とまあこんな感じにくるっと見て回ったのですが、下に降りる階段の存在に気がつきました。一般の観光客(いや、僕も一般の観光客なんですが…)の皆様からは無視されていましたが、時間も有り余ってるし、まだ元気だったので降りてみます。
中には人がいません。あれ?もしかして入ってはいけないところだったのか?などと思う余裕もなく、適当に見て回ります。
中は風も通って涼しい感じ。これは風を通すような作りになっているのか、それとも単に人がいないからなのか…。まあ、ここは大昔の人が風を通すように考えて作った、ということにしておく方がロマン溢れていい感じですね。
んで。まあ中は特におもしろいものがあるわけでもなく、部屋がいくつかあり、そして椅子かテーブルかよく分からないものがあったりしました。当然Tのマークは数多くあります。単なる四角の窓もあります。これにも何か意味があるのかな?
一度外に出ると、眼下では多くの商売熱心な方々が店を開いておりました。
で、僕は、というと、もう一度宮殿をぐるぐる。マニアックな階段を発見して降りてみましたが、行き着いた先はさっきと同じだったり…。
それにしても、中を見て回る人は少ないですね。2度目に中に入った時にも数名しかおられませんでした。
さて、宮殿で1時間半くらい過ごして、いい加減飽きてきたので、下におりました。
土産物を売っている方々を無視して、橋へ。
瓦礫の山が見えるのですが、これは発掘時の残骸か何かでしょうかね?
あと、ふと気になったんですが、この手の神殿って失敗作とか存在しないのでしょうか。設計間違ったとか。設計間違ったとか。そういうのを作ったら放置するんでしょうか。それとも破壊してもう一度作り直すんでしょうか。まあいいや。
小川はなんとなく気持ちいいですね。木々のおかげで日陰に入って少し涼むこともできますし。
まあ、そんなこんなで階段を上って次のセクションへ。