メキシコ旅行記その18
1月6日その1
おはようございます。ということで、今日はチチェン・イツァーです。
朝食は…記憶にないな。どうしたんだっけか。たぶんパレンケで買ったパンの残りを食べたんだと思います。そういえば、バスターミナルでジュースを買った記憶も蘇ってきました。はい。
まあ、とにかく、歩いてバスターミナルへ向かいました。まだ朝なので人通りは少ないですが、明るいので危険は感じません。すがすがしい朝、という感じであります。
バスは6:30発。大荷物を抱えた方が多いです。
そして、8:20チチェン・イツァー着。ちゃんとチチェン・イツァーって分かるのか、と不安がっていたのですが、外を見ると大きな"CHICHEN ITZA"という表示が出ていたので、分かりました。でも、寝てたら危なかったな。
ここでは、バスから降りない人の方が多数。おそらくこのままカンクンまで行くのではないでしょうか?
外気はからっとしている感じ。日陰は風が涼しいです。
入場して、まっすぐ進むと、いきなり大物、エル・カスティージョが現われます。こういう大物は、気温も上がりきらず、体力も残っているうちに倒すに限ります。
階段脇には「10歳以下と60歳以上は上らない方がよい」等々の注意書きがあります。緊張しますね。しかし、こんな脅し文句にひるんでなんかいられません。
ということで、登頂開始。
リュックを背負いながら上るので、後ろに落ちそうで怖いです。まあ、カラッとしているので、パレンケのように滑ることはなさそうなのが救いです。
無事、頂上に到着。いい眺めです。
頂上には4部屋(通路)あるのですが、なぜか、北の部屋だけがその他3部屋と隔絶されております。意味があるのかないのか、僕にはさっぱり分かりません。南の部屋には、下に降りられるであろう穴があります。が、塞がれておりました。
石には様々な紋様が描かれています(消えかかってますが)。まあ、見たところでよく分かりません。
このエル・カスティージョ、西・北からのみ上れます。修復できているのがこの2方向だけだから、ってことでしょう。
個人的には、一部ボロボロな東・南の方が、なんとなく味があってよい気がします。
上はそれほど広くなく、混雑していましたし、まあ眺めも堪能したので、降ります。
はい、降りるのは怖いです。絶対死人が出てます。
ふと思ったのですが…これを作ったとき、絶対死人が出てると思うんですね。「いや、お前みたいに運動神経無い奴ばかりじゃないから」とおっしゃるかもしれませんが、そうはいっても多分、滑って落ちて頭を打って死んだ人はいると思うんです。そういう人のお墓、ってどこにあるんでしょうか。「神殿から落ちた愚か者(不届者?)専用墓地」なんてもんは作ったりはしないのかな。まあ、現代でもそういうもんは作らないか。おそまつ。
無事地面に到着。
あらためて、ぐるっと一周。
階段の下にワニのようなものがあるのは北のみでした。これはもともとそうなのか、それとも復元されているか否かの問題なのか…。僕には分かりっこありません。もし、もともと北だけにあったとすれば、部屋・通路が北だけ隔絶されてることと関係あるのかも知れませんが、これまたよく分かりません。分からないことだらけでありますが、観光客なんてそんなもんではないかと思います。
北の階段の側面に、入口が。閉まっていたので入れず。
では、続いて、球戯場へ。既におなかいっぱいになった気分ではありますが…。