長老のベストレース集

２００９年

　第70回　オークス

　選外となったレースにも印象深いものが多かったですが、1位には現場で見ていたこのレースを選びました。一度は完全にレッドディザイアが抜け出し、勝負あったというところでしたが、大本命馬がとても無理と思えた位置から猛然と襲い掛かる。自分はブエナ→レッドの3連単しか持っていなかったのでもちろんなのですが、あの時の歓声の多くは「差せ〜」というものだったと感じました。自分がそうだった分、錯覚した面も大きいとは思いますが、あそこから差し切るようなとんでもない馬に出会いたい、そのレースを今見ることができるという興奮が現れた歓声だったのではと思います。

第70回 優駿牝馬(G1) サラ系3歳オープン  牝○指(定量)
芝2400左  天候 : 晴  芝 : 良

　第11回　中山グランドジャンプ

　前年の中山大障害覇者のキングジョイと、屈腱炎から復活を果たしたスプリングゲントの壮絶な一騎打ち。ゴッドスピードとゴーカイの叩き合い以上のものはないかと思っていましたが、それ以上のものを演じてくれたと思います。

　第34回　エリザベス女王杯

  自分の馬券はどうであれ、２頭による大逃げ、行った行ったという点で、歴史に残るレースでしょう。どの変で異常を感じ取ったか、いろんなアナウンサーの実況でレースを振り返ってみるのも一興かと。