2007年度白馬賞
賞 | 受賞者・馬 | その他の得票者・馬 (太字は複数票入ったことを、 灰色はノミネートされるも得票ゼロだったことを表す) |
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馬事文化賞 | 土佐黒潮牧場 谷水雄三 |
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優秀騎手賞(勝利度数部門) | 赤岡修次 武豊 |
戸崎圭太 | ||
優秀騎手賞(勝率部門) | 安藤勝己 | |||
優秀騎手賞(賞金部門) | 安藤勝己 | |||
騎手大賞 | − | |||
特別騎手賞 | 山本茜 田中勝春 高田潤 |
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最優秀障害騎手賞 | 横山義行 | 西谷誠 | ||
最優秀新人騎手賞 | 浜中俊 | 藤岡康太 | 該当無し | |
最劣等騎手賞 | 五十嵐冬樹 | 中舘英二 | ファロン | |
最劣等新人騎手賞 | 荻野琢真 | 分からない | ||
優秀調教師賞(勝利度数部門) | 藤沢和雄 | |||
優秀調教師賞(勝率部門) | 藤原英昭 | 分からない | ||
優秀調教師賞(賞金部門) | 角居勝彦 松田国英 国枝栄 |
松田博資 | ||
調教師大賞 | − | |||
特別調教師賞 | 矢作芳人 | セクハラ調教師 角居勝彦 |
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最優秀新人調教師賞 | 該当なし | 本田優 | ||
劣等調教師賞 | セクハラ調教師 | |||
最優秀生産者賞 | カントリー牧場 | |||
最優秀馬主賞 | 大城敬三 | 分からない | 該当なし | |
カムバック賞 | ロケットパンチ 常石勝義 |
テイエムドラゴン | 該当なし | |
裏切り賞 | 大井でインフルエンザもどきだった馬 | ゴドルフィンの高橋さん | ||
引退特別賞 | 本田優 | スティルインラブ | テイエムドラゴン | ダイワメジャー |
アドマイヤムーン | ||||
お笑い大賞 | 安田康彦 メイショウサムソンの1年 |
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フェアプレー賞 | 山本茜 | 該当なし | 高田潤 | |
ラフプレー賞 | 近藤利一 | 安田康彦 | ||
ベストレース賞 | 白馬10周年記念特別 第74回日本ダービー |
京都ハイジャンプ | ||
年度代表馬 | ウオッカ | ダイワスカーレット | メイショウサムソン | ダイワメジャー |
アドマイヤムーン | ロケットパンチ | ヴァーミリアン | ||
最優秀2歳牡馬 | イイデケンシン | ゴスホークケン | エックスダンス | 該当なし |
サブジェクト | ||||
最優秀2歳牝馬 | 該当なし | トールポピー | マダムルコント | |
最優秀3歳牡馬 | アサクサキングス ロックドゥカンブ フリオーソ |
ヴィクトリー | ||
最優秀3歳牝馬 | ダイワスカーレット | ウオッカ | ピンクカメオ | アストンマーチャン |
ローブデコルテ | ||||
最優秀4歳上牡馬 | アドマイヤムーン | ダイワメジャー | ヴァーミリアン | ブルーコンコルド |
メイショウサムソン | フジノウェーブ | |||
最優秀4歳上牝馬 | フサイチパンドラ メイショウバトラー |
該当なし | スイープトウショウ | コイウタ |
最優秀高齢馬(7歳以上馬) | プリサイスマシーン | カラジ | アサカディフィート | |
最優秀セン馬 | カラジ | アサカディフィート | わからない | |
最優秀障害馬 | カラジ ウィンクリューガー |
コウエイトライ | テイエムドラゴン | メルシーエイタイム |
最優秀ダート馬 | ヴァーミリアン フリオーソ |
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最優秀短距離馬 | ダイワメジャー | アストンマーチャン | スズカフェニックス | フジノウェーブ |
サンライズバッカス | ブルーコンコルド | |||
最優秀父内国産馬 | ダイワスカーレット | ウオッカ | ||
最優秀持込馬 | ピンクカメオ | |||
最優秀外国産馬 | ロックドゥカンブ | |||
最優秀逃げ馬 | ダイワスカーレット チョウサン テイエムチュラサン |
アストンマーチャン | ||
最優秀追込み馬 | ウオッカ | アサカディフィート | アドマイヤムーン | ドリームパスポート |
トールポピー | スーパーホーネット | |||
最優秀サイアー | アグネスタキオン | タニノギムレット | サンデーサイレンス | エルコンドルパサー |
最優秀ファーストクロップサイアー | アグネスデジタル | ゴールドアリュール | シンボリクリスエス | ファルブラヴ |
コロナドズクエスト | 分からない | |||
最優秀メアー | スカーレットブーケ | |||
最優秀ブルードメアサイアー | ノーザンテースト | サンデーサイレンス | ||
最優秀内国産種牡馬 | タニノギムレット | アグネスタキオン | ダンスインザダーク | |
特別馬賞 | ウオッカ | シャドウゲイト |
NPのコメント
第11回目を迎えた白馬賞。まさに白馬の歴史は白馬賞の歴史である、といえると思います。
今年は1月3日に新宿で行われた白馬新年会で決定されました。参加者はS.W.、トリ、長老、ファミ、K氏そしてNP(書記)です。部分的にはなうとBTがメール参加。
一応ルールを確認。過半数であろうとなかろうと最多得票者・馬が受賞。最多得票が複数並んだ場合は同時受賞。但し、「該当なし」と特定の人・馬等が同数で並んだ場合、後者が優先されます。
また、「分からない」という項目はそのまま、「当該項目にふさわしい受賞者・馬が分からない」ことを意味するのですが、「該当なし」のように(この項目にふさわしい馬は存在しない!という)積極的な意味は持っておらず、ただ単に投票者の予習不足であることを示します。とはいえ、両者は結構ごちゃ混ぜになっている場合もあります。
なお、上記ルールの例外として、「会長特権」「書記特権」が発動される可能性があります(された場合は明示します)。
以上をふまえて、一部の項目についてコメントをつけたいと思います。コメントは(白馬の総意とは関係なく)完全にNPの独断と偏見に基づきます。
馬事文化賞:土佐黒潮牧場は、11月にトリとNPが見学させていただきました。引退馬たちを本当に愛しているんだな、というのが伝わってくる牧場でした。谷水氏は、(その後のローテには批判はありますが)牝馬のダービー制覇・親子2代ダービー制覇を成し遂げた偉業を称えて。
特別騎手賞:山本騎手にはあえて触れません。田中勝春騎手は、不滅のG1連敗記録の樹立とその後のJRA・海外G1制覇を称えて。高田騎手は…なんでだっけ?2日連続G1制覇に挑んだ点は評価できるかな?
最優秀新人騎手賞:浜中騎手と藤岡弟騎手の争い。両騎手とも頑張って下さい。
最劣等騎手賞:天皇賞秋でやらかした五十嵐騎手がトップ。中舘騎手は尾張Sでの降着で某会員の馬券を紙くずにしたためにランクイン。捕まったファロン騎手、天皇賞秋・菊花賞で心証の悪い柴山騎手はノミネートのみ。
優秀調教師賞(賞金部門):今年活躍した3人が並ぶ、というのはなかなか落ち着きのよい決着だと思います。
劣等調教師賞:セクハラ調教師さんはあえて名前を出しません。検索すれば簡単に見つかりますが。
最優秀生産者賞:同一生産者として初の親子ダービー制覇の偉業を称えて。牝馬の点が有名ですが、個人的にはこっちをもっと評価すべきだと思うのですが…。
最優秀馬主賞:知らない間に馬主表記が大和商事から個人名になってました。
カムバック賞:的場厩舎期待の星だったロケパンが、帝王賞馬も弾かれた東京大賞典に登場しておりました。
裏切り賞:大井でインフルエンザもどきだった馬は、白馬10周年記念大井野外飲みを中止に追い込みました。高橋さんとは、もちろん高橋力さんのことで、シーチャリオットを流浪させた点が評価されております。
引退特別賞:本田大先生には幾度となくお世話になりました。スティルインラブは、死去した点で票を獲得しました。個人的には、キョウエイマーチが亡くなったのが残念です。
お笑い大賞:ヤスヤスについては、まあ何かやらかすだろうとは思ってましたが、まさかこんなことをやらかすとは思ってませんでした。新聞が前日版だった、というあたりがナイスでした。サムソンについてはノーコメント。
フェアプレー賞:山本騎手は、訴えを取下げて名古屋に平穏をもたらした点が評価されました。
ラフプレー賞:前年度白馬最優秀馬主賞受賞者に対する振舞いが評価されました。ヤスヤスを無得票に追い込むという評価の高さは特筆ものですね。
最優秀2歳牡馬:ダートで活躍して2歳の白馬賞を獲った馬はイマイチな感がありますが、この馬はどうなることやら…。
最優秀3歳牡馬:仲良く3頭で分かれました。
最優秀3歳牝馬:やはり勝利G1数、直接対決ともに勝るスカーレットが獲得。
最優秀高齢馬:G1で3着し、その後も1戦おきに連対する堅実さで、カラジ・アサカディフィートをおさえました。
最優秀セン馬:カラジが連覇。
最優秀持込み馬:たぶん……
最優秀メアー:スカーレットブーケというと、某ゲームではサードステージの母になったりもしてますね。また、某ゲームでは、サンデーサイレンスとの配合でブレイクしてます。現実にもここまでの名牝になるとは……。
最優秀内国産種牡馬:サイアー部門では実績面からタキオンに軍配が上がりましたが、内国産部門ではダービー馬からダービー馬を実現したギムレットに軍配。
特別馬賞:サムソンには1票も入らず。
年度代表馬:予想外か予想通りか、ウオッカが圧勝。やはり2007年はウオッカの年だった、といえそうです。