今治旅行記その1

 今回の旅行の出発点は品川。
 このたび初めて知ったのですが、品川→今治の夜行バスがあるのです。京急バスせとうちバスの共同運行。その名もパイレーツ号。いざ村上水軍!という感じでしょうか。
 深夜高速バスといえば東京八重洲・新宿発着が多い印象、しかも向かう先が県庁所在地ではない今治なのですが、舐めてはいけません。土曜の夜に3台のバスが今治に向かうのです。需要多いんですね。
 僕は京急バスにネット予約しました。予約したのは金曜(乗車前日)の夜。その結果、座席は1号車の10番、つまり、最後部の4列シートの一角となりました。この日、最後部にはA席とB席にしか客はいませんでした。これらのことから推測するに、ネット予約の座席は最後部の10番席になるのかな?

 出発地は品川バスターミナル。京急バスのページだと高輪口から徒歩5分となってますが、かなり早足じゃないと5分じゃ着かないような……。どうでもいいけど、時間潰したタリーズが接客態度よくて気分よくバスに乗り込めました。まあ、バスターミナル2階の待合室が結構広かったからあえて喫茶店で時間潰す必要もなかったんだけど…。
 乗車客は品川より浜松町の方が多かったです。やっぱりターミナルが駅から近いことも影響してるんでしょうか。

 まあ、そんなこんなで寝たり寝ようと努力したりでバスは四国入り。
 アイマスクしてたのでいまいち降車状況は分かってませんが、今治まで行った客は全体の3分の1程度。そのうち、終点の今治桟橋まで行ったのはさらに少ない(多分僕を入れて2人だけ)でした。

 まあ、そんなこんなで早朝の今治。いや〜、早起きは気持ちいいです。
 今治港はこんな感じでした→
 右の写真でターミナル上にある「今治港」の表示、最初「宇治港」と読んでしまいました。考えてみたら宇治に港があるわけないんだけど。

 さて、今治に来た理由はただ1つ、今治城見学なので、今治城に向かいます。
 道中、商店街を歩いていて、見慣れない表示に気付きました。「早朝喫茶」。まあ、名前からして朝早くからあいている喫茶店なのではないかと思われます。後日ネットで検索したところ、5時くらいからあいている店も多いみたいです。確かに、港の朝は早いですからね。皆さん、朝早くからお疲れ様です。こちとら9時出勤で死にそうなのに。頭が下がります。

 そんなこんなで、10分くらい歩いて今治城。住宅の間を抜けると、唐突に現われます。ちょっとした異空間。
 今治城は日本3大水城の1つ。残る2つは高松城と中津城らしいです。この3大水城はいったい誰が認定してるんでしょうか。高松城は近所なのでいいとして(近所のくせにこの時点ではまた行ったことがなかったのですが)、問題は中津。中津といえば中津競馬場……がまだあれば、すぐにでも行って「三大水城制覇!」を成し遂げたいところなのですが、今となっては(失礼ながら)とくに魅力がありません。(失礼ながら)大分県にあることは分かってるんですが、大分のどこにあるのかも分かってません。今検索して場所と耶馬溪の存在を知りましたが…。競馬があれば確実にすっ飛んで行ってるのになぁ。残念。

海の魚も放流されてるみたいですね
(撮影してるNPの影が気になるな)
 まあ、負け組の戯言はさておくとして、今治城です。水面からど〜んと石垣が出てるのが、なんともいえず雄大できれいです。期待が高まります。

 さあ、いざ、今治城!!

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