今治旅行記その3
入口。靴は脱ぎます |
下を見下ろす | |||
橋の方向 | 三の丸方向 | 本丸吹揚神社方向 | ボートが見えます |
周り(しまなみ海道方向)を見渡す 海水を堀へ取り入れる水路の口が見えます |
まずは山里櫓。
2階建ての構造。中は博物館で、さまざまな展示物がありました(ぼやかしていることからも明らかなように、既に記憶の外)。
続いては、鉄御門。どうやら、鳴り物入りで再築されたらしい門です。入ってきたときにくぐってきたやつだな。
中に入ると……新しい!!
「城」というと、戦国〜江戸期のもの、という頭がどうしてもあるため、たとえ再築物であったとしても、そこそこに古びたもの、という期待感があります(それゆえエレベーター付きの大阪城は個人的には評価が低い)。
ところが、この鉄御門。外だけでなく、中もピッカピカなのであります。これにはびっくり。
中自体は……廊下を進むと、門の上、さらにその先に進み、城の人々がどういった形で入城者を待ち構えているのか、どこから侵入者を狙い撃てるのか、という構造が分かって非常によかったです。内部の展示は最初に建設時の模型などがあった以外はすっからかんでしたが、それも新鮮でした。
裏側から見た鉄御門 内部から門を狙う 橋を渡ってくる人を狙う ピッカピカ!!
御金櫓
最後が御金櫓。
2つの櫓から離れたところにあるため、さらに入場者が少ない印象を受けます。
しかし……ここの展示が個人的には最も興味深かったです。中身は、今治城に関する地図等の図面の展示。時代時代によって変わっている様子が興味深いです。街が発展し、それとともに城下町・港が変化していく様子は、時代を感じさせてくれます。展示枚数は少ないけれど、満足。
裏(?)の橋 裏側から天守閣を望む 裏(?)の門
山里櫓の下です
さまざまな角度から眺める天守閣 | |||||
というわけで、今治城に別れを告げます。
非常に雰囲気のよい、きれいなお城でした。満足満足。
今治城に別れを告げつつ
さくら門橋 一見すると単なる川か用水路
帰り際、海水の取り入れ口をチェック。
実は、来るときに住宅地の合間を縫って城に向かったのですが、その時の通り道が図らずも海水取り入れ口だったようです。単なる川か用水路か何かだと思ってた……。
さくら門橋(通称ドンド・呑吐)という名前がついているみたいですね。「呑吐」ってのはなかなか味のある通称だと思います。
しかし、意識しないと通り過ぎるな…。実際来るときはさくら門橋の案内を完全に見落としてたし…。