宇和島旅行記 その4
(天赦園)
上り立ち門から天赦園までは徒歩7〜8分。
途中,「伊達宗城冠の柳」という柳の木を発見。まあ,説明を読まなかったら単なる柳の木なのですが…。
まあ,それはさておき天赦園です。
入場16:30まで,17:00閉園。ギリギリです。
到着してみると……窓口には人はおらず,「変えるときに入場料を払って下さい」とのこと。
入場者の良心を信じた窓口に乾杯。
さて。中に入ると……失敗したことに気付きます。何が失敗か,というと,「桜に遅く,藤に早い」つまり,極めて中途半端な時期にやってきたことに気付いたのでした。う〜ん……どおりで人が少ないわけです。
しかしまあ,気にしても仕方がない。藤の時期や菖蒲の時期を頭の中で想像しつつ,庭園を廻ることにします。
庭園は,懐かしき栗林公園ほどの大きさはありませんが,それでもこぢんまりとしたいい雰囲気の庭園です。近所にあったら確実に通うだろうな〜。
本当ならば登山の疲れを癒しつつゆっくりしていきたかったのですが,帰りの電車の時間も考えるとあまりゆっくりしているわけにもいきません。宇和島駅まで徒歩で推定20分〜25分。
天赦園
入口。開園中
無事カエル
庭の見所
満開!
……とはいい難い……
伊達家の家紋(竹に雀)にちなんで,
いろいろな竹が植えられています。
竹マニアではないですが,これは興味深い。
で,これは四方竹。
養老の滝
綱引石
いい雰囲気
静かな庭園です
花はないですが,
それはそれでよいものかもしれません。
有名な太鼓橋式の藤棚。
あと半月待てば,
白玉藤が咲き誇っていたと思われます。
藤が多いのは,伊達の祖先が藤原鎌足であることに
由来しているらしいです…。
守護石
逆側から藤棚。
永久保存用ポスト
なぜここに?という疑問は
脇に置いておいた方がよさそうです。
そんなわけで,ぐる〜っと庭を廻り,池の前で数分ボーッとして天赦園をあとにしました。
天赦園を出たのは4時30分過ぎでありましたが,その頃に来たお客さんに対して(戻ってきた)窓口の人は「本当は30分までの入場だけど,まだ中に人がいるから5時までは入っていいですよ〜」と説明しておりました。こういうゆる〜い雰囲気の管理体制は大好きです。
で,その窓口の人にお金を払いにいったところ(後で払えと書いてたくせに)非常にびっくりされた感じで応対されました(でもまあちゃんと300円徴収されたんですが)。この後払い方式だと,パンフレットをもらうのが最後になるので庭園巡り上不便ですな(僕はデジカメがあったから園内案内を撮影しておくことができましたが)。
そんなこんなで天赦園を後にして,宇和島駅へ。
宇和島駅のまわりはあまりゆっくり見て歩く時間はありませんでしたが,駅前通りはしっかりと整備されておりました。ヤシの木を並べるほどの天気なのかは分かりませんが,いわきよりはこっちの方がヤシは似合います。
駅前ロータリーには,機関車の復元と,闘牛の銅像。
ここまで電車(汽車)を通すことの大変さと,電車が通ったことの喜びは大きいんだろうなあ。愛南町は電車が通ってないだけでかなり遠く感じてしまうNPなのでした。
駅のホームには牛鬼の首が。牛鬼祭りも見たいですねぇ。
機関車の復元
牛の銅像
ホームには牛鬼の首
宇和海
見てのとおり,パンダグラフなどない気動車です
そんなわけで,さらば宇和島!
前へ
旅行記TOP
/
テーマ別旅行記
/
その他コラムTOP