早起きは白山の得

 新潟競馬→ビッグスワン→弥彦寛仁親王牌という奇跡の2日間を作れることが発覚し,新潟に行くことにしました。
 とまあ,企画を作ったのはいいのでありますが……前日の飲み会と,その後の3連休キープのための仕事の結果,睡眠2時間という超強行軍。こういう睡眠不足状態で競馬に行っていい結果になったためしがないんだよなぁ。

 とりあえず,なんとか起床に成功。MAXときの自由席を確保して,いざ出発です。途中,大宮以降かなりの混雑状態に(上野からの自由席客が座れたかは眠くて確認してない)。大宮〜越後湯沢間は電車が混雑し,非常に蒸し暑い車内に。そのため,熟睡できず。
 どうなることかと思ったら,越後湯沢で大勢の客が降りました。越後湯沢ってスキーのイメージしかなかったのだけれど,なにがあるのだろう?
 で,越後湯沢を出ると電車が空いて,湿度も下がりました。

 そんなこんなで,1年ぶり(前回は仕事)の新潟です。

新幹線が並ぶ 新潟駅 バス停はバス縦並び 新潟駅


 早起きした目的は白山神社に寄ること(時間があれば寺町も歩きたかったのだけれど,結局時間はありませんでした)。
 新潟駅の万代口側バスターミナルは,バスが縦に並ぶ方式。面白いですね。

 乗るべきバスにも困らず,場所も,市役所前のバス停で降りたところ,すぐ近くに白山神社への鳥居発見。簡単に見つかるとは幸先良いいです。

一番堀広場 解説 広場

 まずは外側をぐるっと回って住吉神社。説明書を見るに,明治6年に一度取り壊されて白山神社本殿に合祀され,その後住吉神社は再建て今に至っているようです。この住吉神社は分祀扱いなのかな?それとも分遷?

鳥居 振り袖針塚 鳥獣供養碑 民謡碑 住吉神社 中には御神輿

 それから,参道に向かいます。

1対の狛犬
旧住吉神社のものか?
駐車場 白山さまは歯の神様

 で,参道からふと左手を見ると,そこにははす池が広がっておりました。
 ご存じの方も大井かと思いますが,蓮という花は,朝開いて,昼になると閉じます。なかには一部時代に乗り遅れて昼になっても咲いてる奴もおり,そういう例外ケースを見るのもそれはそれで楽しいのですが,「蓮が咲き誇る姿」というのは午前中でないとダメ,というのは通説であるのは確実だと思います。よく分かってませんが,これって日光の関係ですよね?てことは,白夜の国なんかだとどうなるんでしょうか。
 と思いながらぷらぷらネットを見ていたら,「そもそも花が咲くのは虫を呼び込むため」という基本的なことを忘れておりました。日光よりも虫の問題なのかな。朝っぱらにしか行動しない虫に花粉を運んでもらいたかったら,朝に咲けばいいんだもんな。
 てなわけで,おそらくしっかりとした検索をするなりしっかりとした本を読めば答えは分かるんでしょうが,こうやって答えを知らずに妄想を続けるのが好きなのでありました。

 まあいずれにしても,普段の週末ではNPは午後に活動を始めますので,蓮の花が咲き乱れるはす池なんて100%お目にかかれないのです(仕事前に後楽園あたりに寄れば別だけど)。いやぁ,睡眠2時間で早起きして新潟に来た甲斐があった!!競馬場に直行せずに白山神社に寄ってよかった!!本当にこのはす池を見られてよかったです。
 いやまあ,普段から早起きすれば事足りる問題なんだけどね。
 それにしても,いい写真が撮れない。

はす池 蓮がきれい 蜂がおりました アップで 凄い密集度!
斜め上から うまく水滴をからめて写真を撮ろうと思ったけれども
上手く撮れなかった図
正面から 斜め下から
花びらのなんともいえない
ピンク色が美しい

 白山神社はお祭りの準備中でした
 まだほとんどのお店は閉まっておりましたが,もっとも拝殿寄りに金魚やさんがあり,すでにオープンしておりました。
 この金魚のお店,凄いです。未だかつて見たことがないほどの商品数。じっくり見る時間が無かったので横を素通りしてしまいましたが,これだけの品揃えってのはなんなんでしょう。なぜ新潟にこんな凄いお店が。

テキ屋が並ぶ 凄い品揃え

 そんなわけで随神門をくぐります。
 拝殿はとても大きくて,ちょっとびっくり。

随神門 拝殿 鐘はこっちのスタイル 御紋 神明照覧

 そして,摂社と末社。想像していたよりも面白い場所でした。地下をくぐって摂社に行くっていうのは斬新。

願いのかなう産霊の銀杏。恋愛成就の願掛け 大黒様 御稲御倉
ゆとり教育世代には「みしねのみくら」とは読めません
昭和49年に下賜されたようです
地下をくぐって摂社に参拝 日本の最北端に安置されている道祖神らしいですが……本当に最北端なんでしょうか?
てことは,東北には道祖神文化はないのかな
あと,ここには道祖神は2つあったのですが,餅つきじゃない方についての解説がないな
蛇松明神。案外新しく,昭和35年創建
「へびまつ」ではなく「じゃまつ」と読むらしい
松尾神社 黄龍神社 本殿
カラフルです
別角度から拝殿 内側から随神門 多分鼓楼だと思うんだけど
解説見つからず
お地蔵様

 で,上にも書きましたが,寺町辺りをぐるぐるまわる時間はなかったので,競馬場に向かうことにします。なにしろ,障害は4R。これに遅刻したら,なんのために新潟に行ったのか分からなくなります。
 新潟競馬場には,新潟駅からの直行バスのほか,市内からも路線バスが出ているようです。しかし,市内からのバスの発着場所がよく分からないので,いったん新潟駅に戻ることにしました。が,競馬場行きのバスの場所どころか,新潟駅行きのバス停も分からない有様(降りた場所の向かいにバス停がない)。時間が無いのですこしあせりましたが,なんとか発見して乗り込みました。中心駅と市役所が離れている地方都市だと,中心駅行きのバスが軒並み市役所を経由するので,市役所と中心駅間のバスの本数は多くて助かります。

かがやき総体 市役所
市役所前のよく分からないモニュメントって
全国共通なんでしょうか

 というわけで,新潟競馬へ続く。

新潟競馬弥彦弥彦競輪三条

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