ヤナノシップ
三津と柳井を結ぶ防予フェリー。かつては防予汽船が運航しておりましたが、防予汽船が法的整理にはいり、瀬戸内汽船傘下で防予フェリーという別会社を設立して再出発、という流れとなったようです。細かいことは知りません。
ちなみに、周防大島の伊保田港に寄港する船も出ておりますが、こちらは防予フェリーが運航しているのではなく、周防大島松山フェリーという別会社の運航となっております。特に何も調べておりませんが、おそらく周防大島町の税金が絡むお話なのではないかと推察致します。
さて、三津と柳井と聞くと、皆様何を思い浮かべるでしょうか。
はい、そうですね。「いずれもかつて競馬場があった街」であります。
三津の競馬場跡地へは2019年に訪問することになりますが、今回訪問したのは柳井であります。ついでに、翌日防府でモーニング競輪なるものをやっているようなので、それとセットにしてみました。
1.防予フェリー(三津→柳井)
1.1 三津浜港
てなわけで、11時40分三津発の船に乗り込むべく、無事三津の港に到着です。三津駅からフェリー乗り場までの道はそこそこ面白い建物があったりして歩いていて辛くない道なのですが、このときは特に写真を残すことをしなかったようです。
とりあえず、無事チケット購入。
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ターミナル内 |
乗船券 |
三津の魚市の様子
光の反射でよく分からない写真に |
乗船券というと、ドラクエを思い浮かべる私のような老害はどの程度いるのでしょうか。とりあえず乗船券を手に入れたので、ターミナルのまわりをウロウロします。
「十一人一人になりて秋の暮」という正岡子規の句碑もあります。なんというか、この句はグッときました。単純なようでこういう句をつくるのは凄いんだろうな。
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フェリーターミナル外観 |
背後に魚市場 |
地図 |
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汽船のりばの石標。昔から場所も移動したようです |
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「十一人一人になりて秋の暮」正岡子規の句碑 |
乗り場と、右手には漁船も停泊中 |
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船着き場 |
船がやってきました |
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1.2 おれんじまーきゅりー
向かって右手にやってきたのはおれんじまーきゅりー。しばらくすると、乗船開始となりました。
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港側の待合室 |
ゲートがあくのを待ちます |
おれんじまーきゅりー |
てことで、乗り込みます。
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車両甲板から上へ |
上がってきました |
とりあえず桟橋と魚市場側を見る |
とりあえず人が増える前に船内を探索。
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本日の乗船職員 |
本日の脱出経路 |
後方は雑魚寝席 |
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前方へ |
振り返る |
後方がソファ席、前方が椅子席 |
上部には金魚 |
階段をのぼって上へ。最上甲板(航海船橋甲板)もソファ席。そして、外に出るとプールがあります。
7月下旬〜8月はプールに入ることが出来るようです。
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最上甲板船室内 |
プールのご案内 |
最上甲板の様子 |
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ファンネルマーク |
プール |
浮き輪 |
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外に出たので、のんびり三津浜の景色を眺めます。天気もいいのでいい感じですね。
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右舷側をぐるりと |
三津浜桟橋 |
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左舷側をぐるりと |
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正面方向 |
車両甲板を見下ろす |
少し角度を変える |
遊歩甲板に戻ります。後部は屋根がありつつも風を感じられるベンチシートであります。
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右舷側 |
後部ベンチ |
自販機があります |
値段は普通 |
左舷側 |
船内を歩き終えたので、あとはのんびり、柳井へと向かいます。
よく分からない写真が残されておりますが、おそらく大島大橋を撮ろうとしたのではないかと思います。ちなみに、周防大島と柳井を結ぶこの橋、周防大橋というのだと思ってました。周防大橋という名のつく橋は山口市にあるようです。
1.3 柳井港
と、いうわけで、柳井港に到着しました。瀬戸内海なので特に揺れることもなく、気持ちのいい船旅です。私は人生で乗った客船の7〜8割程度は瀬戸内海の中であり、日本海や太平洋を乗り越える船に乗った経験がほぼありません(全くない、と書こうと思ったけど、式根島に行ったのを思いだした)。内海になれすぎて、荒い海をとおる船に乗るのが怖いのであります。
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おれんじまーきゅりー |
車両出入り口
お疲れ様でした |
ターミナル内 |
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待合ベンチ |
天井
高く開放感がありますね |
柳井港ポートビル
港とポートが重なってます |
お疲れ様でした |
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では、次の目的地は柳井競馬場跡地であります。
フェリー関係を1ページにまとめるために、ここで一旦次のページへ。
2.柳井競馬場・オートレース場跡地へ
紆余曲折
13〜14.毛利庭園〜防府競輪駅前サービスセンターへ
14.防予フェリー(柳井→三津)
14.1 柳井港駅〜柳井港
防府から柳井港駅へ。このあたりは過去にも通ったルートであり、特に迷いません。
ところで、このJR西日本の、競輪投票に夢中になるのはいいけれどスマホを見ずに前を見ろ、人生車券が外れても捨てたもんじゃない、前を見ろポスター、私がおっさん魂を発揮して写真に収めたわけなんですが、おそらく駒井蓮さんという方を知ったのはこのときだったはずです(このとき知ったことを忘れて、別の機会にもう1回このポスターに反応したはず)。駒井さんは青森の方のはずなんですが、どうしてJR西日本に目を付けられたのでしょうか。青森競輪と防府競輪とでなにかコラボでも予定されていたのでしょうか。
とにかく、こののち2021年には駒井さん主演のいとみちの関係でTAMA映画祭に行ったのであります。気持ち悪いおっさんですね。
写真を見ると、改札あたりを撮っていたのが18時15分。出港が18時30分ですから、かなり時間がぎりぎりだったはず。そのため、このあとの写真がブレブレです。
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ぶれたフェリーターミナル |
ぶれた車両入口 |
ボケた歩行者用通路入口 |
歩行者用通路 |
14.2 おれんじぐれいす
帰りの船はおれんじぐれいすです。乗船時間に間に合ったので心の余裕ができ、写真がぶれなくなりました。
船内の構造は写真を見る限りおれんじまーきゅりーとほぼ同じだと思います。椅子席があって、ソファー席があって、2階(最上甲板)にもソファー席がある、といった具合ですね。
一応外にも出てみましたが、やはり夜の海は怖い。瀬戸内海であっても怖いものは怖い。
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座席の様子 |
トイレ |
マスコットの案内 |
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外に出ました。誰もいません |
通路 |
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ターミナルを見る |
車両乗船口 |
日の丸 |
そして、最上甲板。
あれ、もしかしておれんじぐれいすにはプールがない??
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ソファー席 |
外から客席を見る
カーテンに遮られて何も見えず |
甲板 |
ターミナルを見下ろす |
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後方を見る |
ファンネルマーク |
浮き輪 |
船内で、夕食として、多分防府のスーパーで買ったものを食べます。
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けんちょう(山口の味) |
あさりめし |
そんなこんなで、船は無事三津港に到着しました。お疲れ様でした。
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