ラオノシュト

 そんなわけで,空港に到着です。
 ビエンチャンへは,ラオス国営航空15時40分発の飛行機に乗ります。

 さて。実はちょっと気になっていることがありました。それは,リコンファームです。ラオス国営航空は,令和の世の中にあってリコンファーム推奨。まあ,普通に余裕ある旅行をしてる人はラオス国営航空の日本代理店を通せば,リコンファーム可能です。しかし,余裕なく直前予約を繰り返している自分は,直前にチケットを買ったため,シェンクワン→ビエンチャン便のリコンファームをしていませんでした。昨日旅行代理店でツアーを予約したとき,おっちゃんにリコンファームを頼んだところ,「番号が出ているならリコンファームは不要」と言われていたのであります。
 とはいえ。日本代理店を通して予約したら当然そうなるわけで,そうなっているところの日本代理店がリコンファームを推奨しているということはもしかしたらもしかするのではないか,と不安だったのです。

 そんなわけで,ドキドキのチェックインでしたが,無事何事もなくチケットをゲットできました。よかったよかった。ここで荷物を預けて,その反対側にあるImmigrationで手続を取ればOKです。国内の移動でもImmigrationがあるのが特徴ですね。バスではそんなことなかったので,どういう調査をしているのかはよく分かりません。
 そして,ここで運転手さんと別れます。このImmigrationの流れは運転手さんの助けがなかったらできなかった。普通国際線用だと思うものな。最後のマルベリーを追加料金なく回ってくれたので,かっこつけてチップをはずみました。ありがとう,いい国だラオス。同じ3文字のインドとは偉い違いだ。このままいい国で居続けてほしいものです。いい国つくろうラオス人民民主共和国。

 さてさて。ここまで順風満帆でやってきました。そして,あることに気付きました。携帯充電用バッテリーが1つ機内預け荷物の中に入れっぱなしです。そりゃそうだ。街歩き用の鞄にバッテリーを2つも入れる理由がない(海外でスマホの電池が切れたら死ぬので,基本的にバッテリーは2個持ってます)。流れ作業過ぎて,出すタイミングが無かった。
 「ラオスの国内便だとバッテリーの預け荷物制限ないのだろうか……」などと不安に思いつつ,チラチラカウンターの方を見ていたら,カウンターの係員が「この鞄はお前のか」と聞かれました。Yes,と答えると,「バッテリーが入っている」という話をされました。おお,やはりバッテリーは駄目だった。こちらとしても望むところだったので,言われるままに出します。特に身分確認されることもなく(チケットは見せたかどうか記憶が曖昧),中からバッテリーを出しました。めでたしめでたし。

空港への道 空港に到着
小さな地方空港です
カウンター。
乗り入れているのはラオス国営航空と,悪評名高いラオスカウウェイです
預け荷物は,カウンターの後ろにまとめられております
アライバルの入口は
カウンター脇
チケット売り場
入ってすぐの右手
待合室の様子
右手奥にImmigrationがあります
暇そうにしている警備員 ラオス国営航空とラオスカイウェイの便一覧

 空港の外にはみんな大好きCranky Tの売店があるのですが,手持ちのキャッシュが少なかったので待合室内でおとなしく水を飲んでおりました。

空港ターミナル 右手にはCranky Tがあります

 で,検査を通り抜けて,Airsideへ。Airsideにはなにもありません。売店も無し。
 一応,VIPルームなるものはありますが,縁が無いのでどうでもいいですね。

VIPルーム 待合室。みんなおとなしく待っております
Lao Skywayの案内が出てますが,
おそらく単に出しっぱなしなだけだと思われます
沖止めされている飛行機

 んで,しばし読書をして時間を潰しますと,みなさん立ち上がります。いよいよ搭乗であります。
 沖止めされている飛行機には,当然歩いて行きます。「荷物も自分で運ぶ」というのをどこかで見たような遠い記憶がありましたが,もちろん預けた荷物は預けた荷物として,運ばれます。そうしないとバッテリーを預け荷物に入れられちゃうからな。

みんな動き出します チケットチェック 歩いて飛行機へ 空港ターミナル 預け荷物はここから出発 機体(期待)が近づいてきます
ぐる〜っと見回す
飛行機の左奥に何か変な形の建築物がありますが,何なのかは不明です 荷物を積んだカート 正面から,機体 おそらくはガス栓 ターミナルが遠くなりました
滑走路はこちら 機体。乗降は後ろからです タラップから

 はい,そんなわけで,無事飛行機に乗り込みました。飛行機自体はハノイから乗ってきたものとほぼ同じなのでこれ以上コメントできません。乗客はほぼ満員だったので,リコンファームが必要だった場合には大変なことになっていたと思われます。まあ,トラブルなく乗れたのでよかったよかった。

機内に入ります 座席の様子 救命胴衣の案内中
乗り慣れない飛行機なので,一応真面目に聞きます
離着陸時はここにCAさんの椅子が出てきます 機内食はスナックと水

 そして,飛行機は無事ビエンチャンに到着。
 ビエンチャンでも沖止めです。というか,この機体は沖止め以外無理ですよね。
 荷物も無事出てきました。
 ちなみに,シェンクワーンを出るときはImmigrationがありましたが,ビエンチャンに入るときには特になんのチェックもありません。

荷下ろししてます ターミナルまで歩きます ありがとうございました
ターミナルへ 中は空調きいてます バゲッジクレーム

 そんなわけで,空港に到着です。さすが首都の空港だけあって,大きく,きれいです。
 んで,ここからはバスで市内に向かうつもりでした。で,実はバスの時間も事前に調べていた……つもりだったのですが,携帯用のページ魚拓)をしっかり読んでおらず,どうも2018年6月にタイムテーブルが変わっていて,上の時刻表(17時にバスがある)ではなく,下の時刻表が実際の運用。到着(16時40分)から1時間以上たった18時20分が次のバスのようでありました。で,空港内の喫茶店でコーヒー飲んで読書しながらバスを待つか,それともタクシー使うか迷ったんですが,コーヒー代が高かった(アイスラテが35,000キップ)のでタクシーを使うことにしました。タクシーは60,000キップでした。

どこかにありそうな喫茶店が並びます 国内線ターミナル。奥に行くと国際線ターミナルです 国内線のタクシーカウンター バスはあっち(国際線側)
国際線ターミナル クリスマスツリー 何かの絵
バスの案内
時間合わず
タクシーチケット
6万キップなので,バスの4倍
タクシー車内。結構いい車を使ってる 窓から見た景色
首都だけあって,ポーンサワンとは比べものにならないほど
街が広く,通行量も多いです

 この日の宿はMIXOK INN。Booking.comから予約したつもりだったんですが,なんか上手く予約できてませんでした。まあ,空室があったので問題なし。
 しばしホテルで休息して,街に繰り出します。とりあえずフットマッサージを受けにいったところ,「マッサージ師は男性しかいないがいいか」と聞かれました。もしかして余計なマッサージを売りにする店か,と思ってちょっと身構えましたが,特に男性から変なマッサージを受けることもなく,普通に終わりました。女性のマッサージ師がいた場合になにかぱふぱふ的なサービスがあったのかは分かりません(Googleの口コミを見る限りそんなことはなさそうだけど)。ふっとマッサージ代87,000キップ。

MIXOK INNと部屋 夜の街を歩く。首都なだけに人も見せも多い 床屋
男性の大人は4万キップらしい
マッサージ店
特に貞操の危機は訪れませんでした

 で,せっかくなのでナイトマーケットへ。はてさて,夕食にありつけるか。
 というわけでぐるぐると回っておりましたが,基本的には服と雑貨がメインでした。周りを見ていても,買い食いしながら歩いている人はいない。台湾のナイトマーケットとは毛色が違います。一部には,食事の屋台も出ておりましたが,なんか怪しげな店だぞ。
 それにしても,こんなにたくさん服の屋台が出ていて,果たしてどれだけ売れるのでしょうか??あと,いかにもジャパニーズな自分に対してもまったく客引きが来なかったので,やはりラオスはいいですね。いや,そんな商売で本当に売れてるのか疑問ではあるのだけど。
 食事の屋台のメインは,道路沿いに並んでおります。衛生的にどうかは分かりませんが,火さえ通ってれば問題ないでしょう。時間が遅かったこともあり,全体的に撤収モードでした。

ナイトマーケットの様子。基本的には服や小物(スマホケースなど)がメイン。店の数が半端なく多いですが,売れてるのでしょうか……
SAMURAI。こういう(間違った)日本的な店は好きです
買わなかったけど
食品の屋台は道路沿いにある
メコン川
対岸はタイのはず。泳いで密入出国する人とかいそうだな
遊園地がある。
ドラえもんやポケモンがいますね
メコン川沿いの様子

 で,道路沿いの店が撤収ムードだったので,遅めの時間までやってそうな店を見つけて入ります。Vilaylac Restaurantというところ。いまGoogleMapの口コミを見ると,3ヶ月ほど前(これを書いてるのが2020年7月なので,3月ころか)に料金の値上げ・メニュー上の料金と請求料金の違いでトラブルが頻発しているようです。が,行った時点では口コミも綺麗で,特に過大請求もなかったです。


 てことで,これにて就寝。


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