サルノユウキ
〜2021年のはじまり
2020年は新型コロナウィルスに振り回される1年となりました。
そして2021年、この年もやはり我々サルの末裔は、新型コロナウィルスとともに生きていくことになりました。
1 神田明神に初詣
そんな世の中が少しでもよくなりますように、神田明神に初詣でございます。平将門万歳。
鳥居。左手にある天野屋さんの麹室は登録有形文化財であります
楼門
神田明神を参拝するのはもちろん初めてではないのだけれど、この時期に参拝するのは初めてかもしれない。いつも平将門関連では築土八幡に初詣に行ってたからなあ。
3が日も明けに明けた1月10日ということもあり、混雑もそこまでではありませんでした。よかったよかった。
なお、神社からは御神酒の代わりに龍角散のど飴が振る舞われておりました。ありがたや。
なお、本来ならば厄払いをしないといけない年齢なんですが、さすがにそこは混雑していたのでまた今度。
横の建物でおこなわれていた二つ目さんの落語を聞いて、甘酒を飲んで、と優雅に正月を過ごします。「神社声援」と書いてジンジャーエールなる飲み物が売られてましたが、さすがに色々飲むと腹がたぷたぷになりそうだったのでこちらは遠慮させていただきました。
なお、神馬のあかりちゃんはお留守でした。残念。
久々の参拝なので、あちこち見て回ります。
石獅子
大黒様
国学発祥の地
銭形平次碑
そして、恵比須様
なんか平成17年に新しめの彫刻がつくられたようで、行列ができてました。
2 MIKA & YOUの猿回し
そして、MIKA & YOUさんの猿回し。人間がMIKAさんでサルがYOUさんです。太郎次郎一門の猿回しのようですね。
自分の中で前回猿回しをみたのはゆりありくさんの猿回し、ということになってたんですが、あらためて旅行記を見てみると
2013年に亀戸天神でまさえこうめさんの猿回しをみていた
ことが判明しました。猿回しについてはこのときにも調べてた形跡が見つかりましたが、残念ながらまったく私の血肉にはなっておりません。とりあえずあとで前回貼ったWikipediaのリンクくらいは読み直してみよう。
今回の芸としては、2足歩行〜走り高跳び〜玉乗り〜MIKAさんとのコンビ芸という感じだったかと思います。なにか抜けてるかもしれませんが、そこはあまり重要ではないでしょう。
最後、MIKAさんが乗っていたパイプ?が壊れるような音がするアクシデントがありましたが、その後の演芸がつつがなくおこなわれたことを願っております……。
そして、東京ドーム方向へ。目指すは黄色いビル……ではなく、Gallery AaMoであります。せっかくなので、懐かしいビルや店を眺めていきます
3 ゆうきまさみ展
さあ、最後はゆうきまさみ展であります。
ゆうきまさみさんというと、私はじゃじゃ馬がドンピシャ世代でありまして、高校時代、競馬にはまりながら平行してじゃじゃ馬を読んでおりました。いかんせん貧乏学生だったので、その他の作品というと大学に入ってからあ〜るの文庫版をブックオフで買って通読した程度であります。とはいえ、この2作品だけでも十二分に読み応えがあります。
自分のまわりには、パトレイバーにはまっている人が多く、これも「将来読みたいものリスト」の中に入っているんですが、とりあえず2021年が終わろうとしている12月26日現在、まだ読んでません。
とりあえず、あ〜るとじゃじゃ馬の原画が見られれば満足であります。
まあ、偉そうなことを言いながら、あ〜るもじゃじゃ馬も社会人になってからは全く読んでないんですが……。
それにしても、時代が時代とはいえ、著作権が完全に残っている原画展で写真撮影OKってのは太っ腹ですね。
自分的にちょっと気になったのがゆうき先生の本棚。
ドイルやエラリークイーンの作品が多く、ちょっと意外でした。もちろん、今の新九郎の取材のための本なんかは別の所に大量にあるんでしょうけれど。競馬関係の資料とかはまだ保存されてるのかな?
制作ノートや資料写真などはあまり無尽蔵にアップするのもよくないと思うので(そもそもアップすること自体が良く無さそうではありますが、気にしないことにします)、いくつか思い出代わりに。
それにしても、このレベルの作家さんの作品展なのに客が少ないのが不思議であります。おかげでじっくり見られて助かったわけですが……。そして、特にあ〜るは絵を見てて非常に懐かしい気分になりますね。
どういう絵に興味がわくか、は人それぞれでしょうが、やっぱり自分は馬の絵に目がいってしまいます(あとギャグ要員としての梅ちゃん)。馬の絵の描き方は人それぞれなんでしょうけれど、ゆうきまさみ先生の馬の絵は見ていて躍動感があって、マンガ感がないです。いやほんと、素人に何が分かる、という感じなんだけど、凄い。
そして、これはどうもクラウドファンディングかなにかをしていたようなんですが、ファンから寄付を集めて光画部の部室を再現した展示です。「こうがぶ」でぱっと「光画部」を出してくれないATOKさんは平成初期の時代を忘れてしまったのでしょうか。
さっきの原画を見て唐突に懐かしさがこみ上げてきていた光画部の部室、とくに炊飯器とかをこうして実物として見られるのはなんともいえません。まあ、実際の部室はこんなにピカピカに綺麗じゃなかったんだろうけれど……。
それにしても、このデジカメどころかスマホのカメラ全盛の時代、光画部はどうなっていってるんでしょうかね??
とりあえず、私としては今の伊勢新九郎の話が完結した暁にはきちんと大人買いすることは間違いありません。できればこれを原作に大河ドラマまでいってほしいところですが、北条大河となると「北条早雲単独」「北条五代」「氏康単独」「氏政単独」あたりの意見が対立してそうで、果たしてどうなることやら……。
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