9月10日
旅行、最終日である。朝起きて、洞爺湖畔で朝食。そして出発。まず、目指すのはメジロ牧場(洞爺)である。あまり時間もかからずに到着。しかし到着したところは育成する場所らしく、分場に行ってくれといわれる。そして分場に移動したのだが、残念ながら牧場の人がいない。しかたがないので見学はあきらめ、放牧されている馬をかってにメジロドーベルだと思いこんで次にいく。
次の目的地はメジロ牧場(伊達)である。迷うことなく到着。しかし、ここでも牧場の人が見つからない。そして見学を断念。放牧されている馬をかってにメジロランバダとラモーヌということにして去った。メジロ2連敗である。
続いて、オーシアンファームに向かった。途中で大きな熊と蟹の看板に引かれて、ドライブインに入り昼食をとることにした。ここで僕とBTはイカ刺しを頼んだのだがこれがすごかった。イカが小さかったので2ハイさばいてきましたといわれてだされたイカ刺し。おそろしい量があった。東京でいえば3〜4人前といったところであろう。かなり食べた。できれば半分はイカ焼きにしてもらいたかった。
そして、オーシアンファームに到着。ここの牧場は完全に繁殖も引退した後の馬しかいなかった。そのため平均年齢も高い。30歳前後の馬が主である。場長さんがすごく人の良さそうな人でここで余生を送れる馬は幸せなんだろうなと思った。年齢が高いだけに知っている馬はほとんどいなかった。
オーシアンファームで旅行の予定は終了。空港へ向かう。途中、苫小牧の駅前を観光しつつレンタカー会社へ。そして、返却。ここで無事にレンタカーを返し、あとは飛行機を待つばかりのはずであった。ところが、レンタカー会社のカウンターで思わぬ事件が待っていたのである。レンタカーを借りる契約内容が9月6日からになっていたのだ。つまり1日分足りなかったのだ。もちろん、これは向こうのミスである。その分の金を徴収された。それ自体は別にいいのだが、カウンターのお姉さんの言い方が頭にくる言い方だったので不快だった。もちろん、そんなところでごねても仕方がないので金は払ったが。
空港へ到着し、飛行機の時間まで夕食を食べたり、お土産を買ったりしながら時間をつぶす。飛行機は札幌―東京の最終便なのでかなり時間はあった。そして、無事に飛行機に乗り旅行は何事もなく終わる予定であった。しかし、家に帰るまでが旅行である。最後に山場が残っていた。羽田の空港から出られたのが23時半ごろ。はっきりいって終電をあぶない。ここでありがたいことにBTのお母様の車でのむかえがあった。そして車に乗りこみ大森駅まで夜中の高速をとばし無事終電に乗ることができた。
そんなこんなでなんとか家に帰ることができ、旅行は終わり。なかなか楽しい旅行だった。都合がつけばまた北海道に行ってみたい。