メキシコ旅行記その25

1月6日その8

 付属の尼僧院、という、本当にそういう名前なのかもよく分からない建物を出て、続いて教会。いったいなぜこれが教会なのか、素人にはさっぱりわかりません。
 下の写真上、教会の左の2枚は、いまいちどこにあったのかも覚えていない建物(の瓦礫)です。
 教会も素晴らしく凝った彫刻で彩られております。出っ張ってるのはチャークで問題ないのでしょうか。
 内部はやはりマヤのアーチであります。

 そして、教会の次は最後の大物、尼僧院です。
 実を言いますと、ここらへんに来ましていい加減バスの時間が迫ってきており(逃すと面倒だから30分くらい早めにバス停に戻りたいし)、しかもデジカメのメモリが一杯になりました。ので、あまりいい写真は少ないです。
 尼僧院ですが、正面の階段は崩壊状態。右側も全般的に崩壊気味。でも、この崩壊さがドラクエに出てきそうなダンジョンっぽくないでしょうか。正面に階段あるけどのぼれねーよ、みたいな。
 で、右側の入口は反対側に出られるのですが、小さいです。元々この大きさなんでしょうか。屈んで歩きます。
 裏側はまた寂れております。本来ならばもっとしっかり内部探検したいのですが、疲れもあって適当に見て回るだけ。
 向かって左(東側)から奥へ入りますが、いかんせん暗い。人気もないです。カメラのフラッシュを頼りに内部探索しますが、断念。ライトがあったら何か面白いものが見えたのではないか…とちょっと期待してしまいますが、どうなんだか。

名称不明 教会 チャーク チャーク 例によって複雑な彫刻
上部の葉っぱみたいな
ものって見覚えないような??
尼僧院 上部 裏側 丸く置かれた石
意味はあるのかないのか…
アーチ 奥の方
暗いです
遠くから

 こうして、尼僧院を後にして、帰宅モード。
 帰りがけに最後の2建物。
 まずはRed House。なかなかよい崩れっぷりです。台座の角(カド)が若干丸みを帯びているのがよいですね。そして、建物上部の蛇?模様がまたなんとも。
 最後にDeer House。少しは復元する気はないのか、という状況。「登ったらダメ!」というサインは出てないのですが、登ったら怒られるんでしょうな…。

赤い家
赤い・・・かなあ
鹿の家 ビジターセンター?にある
遺跡の模型

 若干早めにバス停に戻ったので、時間が余ります。というわけで、店をぷらぷら見て回ります。
 "Hard Rock Cafe Chiczen Itza"というTシャツがあったのですが、ここにそんなもんあるのか?とりあえずあとでホームページ見てみたら、そんな支店なし。まあ、いわゆるばったもんですね。買って帰ったら佐藤先生(当時は知り合いではなかったけど)喜んだだろうなぁ。でも、未だ知らぬ先生を喜ばせるためにばったもんを買ってここの店主を喜ばせる意味はないな。

 それとは別に、露店での買い物。いまいち、というか全く相場が分からないのが困りものです。言い値の何割が許容価格なのか。
 間違いなく失敗だったのが、黒曜石。恥ずかしくてとても書ける値段ではないです。間違いなくもっと値切れたなぁ。はぁぁ。まあ、ここでの失敗がベトナムでの恥ずかしい値切り(結局値切れず)につながっていくわけですが。
 でもまあ、黒曜石にはちょっとした思い入れがあるのです。小学校時代のトラウマ、とでもいいますか。高値でしたが、黒曜石への高値ならまだましかな、と思う面もあったりします。こういう気持ちだから損したわけですね。まったく、金満ジャップはこれだから困りものです。
 あと、露店では、ダイソーの300円時計が大人気でした。あちこちで物々交換を求められました。日本製の時計は高級品である、という先入観があるのかな?それとも、なんか別の理由かな?

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