メキシコ旅行記その27
1月7日その1
8時30分起床。チェックアウトは13時まで、とのことなので、それまで町を探索することにします。
とりあえずの目的地はオーラン病院。野口英世の像がある、という話なので、日本人として行かないわけにはいきません。ソカロから町の外周道路までの所要時間は、案内所のおじさんによれば20〜30分、とのことだったので、歩くことにしました。 せっかくなので、メリダの町の感想を。
家々はきれいな色で塗られています。しかし、ペンキは結構はげております。
町は碁盤目状。道は一方通行が多いです。このあたりは、計画的に作られた町、というメリダの開拓都市らしさがあります。
メキシコでは歩道が一段上。こういう道の作りは土地があるからできることなんでしょう。
治安面が不安だった(安全なメリダではメモリが尽きた)ので、あまり街中の写真はありませんが、メリダの街中の家は道路(歩道)沿いまで家が出てきていて、あまりフロントヤードはありません。
街の中心部は交差点ごとに信号があるのですが、外れのほうでは信号はなくなります。で、東西に走る道(59番街)が見たところ優先のようでした。 さて、僕は、といいますと、59th Streetをひたすら直進。20分ほどで外周道路にぶつかります。
道を渡った先には大きめの公園。中央に分有為があり、木陰のベンチでは人々が休んでおられます。のどかでいい雰囲気。SAMなら間違いなくゴロゴロしたがるでしょうね。ゴロゴロできるような芝生さえあれば、ですが。
ですが、僕の目標は公園で休息することではなく、野口さんに会いに行くことであります。
ということで、外周道路を北に歩きます。
公園の先にはすぐに病院が現われます。懸念していたのは、野口さんが病院の奥深くにいて、病院内に入らないと発見できないことだったのですが……
しばらくしたら、道路に面したところに野口像発見!!
台座を入れて、高さ1.5〜2メートルくらいでしょうか。ちゃんと漢字の名前も刻印されています。
いやぁ。感動。すごいっす。野口さんの業績はいまいち知らんのですが(特に、メキシコで何かをやった、という話は旅行の下調べをしていて初めて知りました)、ほんと、こんな太平洋の彼方で、いまもなお、どかーんと立派な像が飾られているのは、凄いです。
で、もう少し歩くとオーラン病院のメインエントランス。道の反対側にあるのは製薬会社?
メインエントランス?
野口像
漢字も!
外から見たらこんな感じ
檻の中に閉じこめられてるみたいですね
オーラン病院
ここで引き返し、再び公園。ここでベンチに腰掛けて小休止。
公園にはアイスクリーム屋さんがきておりました。鐘を鳴らしながら歩いております。親が子どもに買っていました。僕も買いたいところだったのですが、やっぱりアイスクリームって、水が怖いしなあ。ヘタレNPはここでも尻込みしてしまうのでした。旧来の日本的紙芝居とかやっててもおかしくない雰囲気ですね。
公園は、きれいで、手入れが行き届いていて、落ち着きがあって、木も多すぎず少なすぎずで、本当にいい雰囲気でした。目の前の道(外周道路)の車通りが多く、ちょっと危険な点を除けば、素晴らしい公園です。まあ、事故ってもすぐ横は病院だしね。
僕は平日の午前中に行ったので人は少なかったのですが、別の時間に行ったらまた雰囲気は変わりそうですね。
噴水
アラジンのランプみたいなのは何?
きれいな公園です。
水辺に子ども
奥は病院
アイスクリーム屋さん
帰りもまた歩いて帰ります。少なくとも、日が出ている間に関しては全然身の危険を感じさせない街ですね。単に僕が鈍感なだけかもしれませんが。
帰りは別の道を歩いてもよかったのですが、行きに見かけた博物館脇のショッピングセンターに寄ってみたかったので、同じ道にしました。
ショッピングセンターはアメリカ的(白馬のアメリカ旅行で行ったKING KULLENやGRAND UNIONがあるあたりの感じ)。大きなスーパーがで〜んと構え、それに並んで小さなお店。そして、その手前には駐車場。ただ、小さなお店は閉店?している店が多かったような。
で、お目当ては大きなスーパー。
中も、極めてアメリカ的なスーパーです。スーパー、といっても、食料品に限らず、日用雑貨や自転車も売られておりました。まあ、最近の日本の郊外型スーパーに近いのではないでしょうか(行ったこと無いのでイメージですが)。
まあ、この手のスーパーはアメリカで見てるので、特段驚くこともないのですが…。タマゴが青果の並びにありました。このへんは文化が現われますな。
また、ちょっと気になったのがビニールパック入りのジュース。日本では甲子園にて、カチワリ氷がビニールパックに入って売られてますが、あれのジュース版です。氷なら破れても流れ出る水量はたかがしれてますが、ジュースだと大量に流れ出る気がします。大丈夫なんでしょうか。近所の悪ガキが破ったりとかしないのでしょうかね。内容量はよく覚えてないんですが、500mlくらいあったような??どうだったかな。500mlくらいあると、持つのに疲れたときに適当な場所に置けなくて不便だよな。
値段設定ですが、この国の1の位は7か8が多かったです。
レジも、まあアメリカ的なのですが、商品の袋詰めは少年が担当しています。どうみても店員という感じではありません。強制的に子どもに袋詰めされるので、なんとなくチップを払うべきか迷うところなのではありますが、まあ小心者なので当然のように払いました。
というわけで、いったん部屋に戻ります。
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