トリの旅行記北米編 9/15

 今日は敬老の日である。国民の祝日だ。アメリカでも道路ぞいにたくさん国旗が出ている。

 NPの母校の小学校へむかう。ペンステーションで電車に乗る。アメリカで電車は初めてだ。この車社会で電車に乗る奴はよっぽどクレイジーらしくすいている。この国では改札というものが存在しないらしく(地下鉄にはあったが)車掌が切符をきる。でも終点までに2回くらいしかこない。ひょっとしてただ乗りも可能なのでは。

 小学校に到着。昼休みだったらしく、おこちゃまたちがアメフトをしていた。日本ならサッカーだろう。さすがフットボールといえばアメフトの国。終了。S.Wが小学生と住所交換しとけばよかったと言い出す。いったい、何が目的なのだろう。

 1度駅まで戻りタクシーで今度はかねてから希望のアメリカンなスーパーへ。期待通りひろい。買い物かごなどというちゃちなものはなく、でかいカートで買い物だ。しかも、やはり珍しいものが売っている。怪しい色をした怪しい野菜たち。思わず勝手しまいたくなる。そして毒々しい色をしたお菓子たち。思わずカートにいれてしまう。

 ショッピングを楽しんだ後は近くの中華レストランでランチを楽しむ。ビュッフェスタイルだ。ここではドリンクの注文は慎重に「Chinese Tea」を頼む。これなら甘くないだろう。来た。やはり甘くない。よかった。メニューの中にすしがあった。Chineseではないがアメリカ人にしてみればたいしてかわらないのだろう。デザート部門。プディングと思われるクリーム色のものがあった。とってみる。食べてみる。すごい。あの味は食べた人にしかわからない。まさに「too sweet」アメリカ人はあんなもん食えんのか。それよりもあんな甘い味を作る方がすごい。

 そんなこんなで今日も終了。しかし、アメリカでも敬老の日だったのだろうか。

トリの旅行記 北米編 9/16

 本日は中日らしい。だからみんな、特にSAMは午前中ごろごろしていたいらしい。怠慢だ。日本人の旅行は朝から忙しく動き回るときまっているのに。

 しかたがないので、1人で朝起きてでかける。マック・タイムズスクエアー店で朝マックする。さすがにタイムズスクエアーの朝マックは違う。エキサイティングだ。

 優雅に朝食を楽しんだ後は、朝の5番街へ。うーん。朝のN.Yはいいね。すいてる。それってもしかして土曜だからか?という疑問も浮かばなくもなかったがまあ良い。ニューヨーク市立図書館に行く。さすがにでかい。前日の調べどおりに東洋部門の部屋に直行。日本の新聞をチェック。日本ではオリンピック一色のようだ。ひとしきり読んで満足して図書館をでようとしたらいきなり、警備員のごついおにーさんに声をかけられる。「しょーゆあばっぐ」「?」残念ながら脳みそは英語リスニングモードではなく日本の新聞モードだった。いわれたことの意味が全くわからず、とりあえず指差されるままにかばんを背中からおろす。で、それでいいのかと思って再び外に出ようとすると今度は「Stop」がかかる。お次は「Open your bag」ようやく意味がわかる。要するに本を盗んでいないかのチェックなのだ。かばんを開けるとようやく開放。しかし、私がチェックされている間にノーチェックで通って行く人がいたぞ。

 午後はMLB観戦。NYヤンキースである。席は外野。しかし、前から2列目で目の前にインディアンズのブルペンがあってかなり満足。ここで、ベースボールの定番ホットドッグとピーナッツを購入。これで思い残すこともない。試合は終始ヤンキースペースですすみ、ニューヨーカもごきげん。陽気なおじさんが旗を帽子にさして踊っていたりして面白かった。

 夕食はS.W念願のテキサステキサスでのお食事。スペアリブを頼んだら4本きてしかもフライドポテトがてんこもりでかなり満足の内容。残念だったのが、カウボーイブーツのサイズで来るという酒を飲めなかったこと。この国では酒は21まで飲めないらしい。

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