足利競馬遠征記〜その4〜

 さて、足利競馬場は非常に交通の便の悪いところです。
 まあ、駅前一等地や住宅街のど真ん中に競馬場を作るのも、それはそれで大変だとは思いますが(それを考えると高崎の立地(とそれに見合わない観客の少なさ)はすごい)、それにしても足利競馬場の立地は悪いです。悪いだけならいいのですが、公共交通機関との接続が非常に悪いです。
 ので、最後までいると、帰る手段は(自家用車で来ていれば別ですが)タクシー・徒歩の2択となります。

 で、まあ折角だから観光がてら歩いて足利駅に帰ろう、と思ったのでありました。行きにタクシーの運転手さんに、だいたい徒歩で何分かかるか伺ったところ、20分ちょっと、とのことだったので、それならまあいいや、ってな具合でありました。

 まず、競馬場を出て、渡良瀬川沿いをのんびり歩きます。

 しばらくすると、緑橋にさしかかります。そして、緑橋の前にはのぼりが。
 「ろくに足利競馬場の案内が出てないと思ってたけど、ここにはあるんだな」と思って近づいてみると、「火の用心」ののぼりでした。意味あるんでしょうか、こののぼり。

 とまあ、そんなノリで歩いて行きまして、某女性歌手の歌で有名な渡良瀬橋に。別に「森高の碑」が建ってるわけでもなく、まあ普通の橋です。はい。そういえば、誰かがカバーするって話を聞いたような。誰でしたっけ。
渡良瀬橋

 そして、渡良瀬川に別れを告げ、今度は織姫神社へ。
 まあ、特に目的があって行ったわけではなく、とりあえずホームページに載ってたから行ってみよう、という感じの、いいかげんなもんであります。
 なぜ有名なのか、など、詳しいことは一切わかりません。ご興味ご関心ある方は足利市のHPを見れば載っているのではないかと思いますが、僕は別に神社マニアでも七夕マニアでも七夕賞マニアでもないので、まあよく分からんです。ってか、実は全然有名ではないのかもしれません。ま、いいです。
 概略は下の写真参照、ということで。
 で、まあ一言で言うと時間が余ってるから行った織姫神社でありますが、この神社には名物?の階段があります。神社の本殿に行くには、階段を上っていかねばなりません。
 ということで、記念に上っていきます。せっかくなので階段の数を数えよう、などと子供じみたことを考えていたのですが、あっさり失敗(下りでも失敗)。後に、250段、という記載をどこかで見たので、まあそうなんでしょう。
織姫神社 暗くてよく見えないですが、
階段が伸びているのです
デジカメで適当に撮ると
こうなりますが、
一応足利市の夜景を
一望、できているはず
説明 本殿
 さて、そんなこんなで下り階段で膝に大ダメージを負った持病持ちのNPは、続いて鑁阿寺に向かいます。
 ここは、足利市の菩提寺か何かのはずです(いい加減きわまりない知識ですが…)。
 こっちは、織姫神社よりも有名なはず。だからどうした、という感じもしますが。さらにだからどうした、という感じに、以下写真をどかどかと。重くなってすいません。ま、暗くてよく分からなかった、というのが正直な感想。つーても、着いたのは6時前なんですが。全然人の気配なしでした。
 個人的には内部の案内図が欲しかったのですが、見あたりませんでした。もしかしたらどこかにあって、単に暗かったから(あるいはぼーっとしてたから)見つからなかっただけなのかもしれません。
西門 経堂
不動堂 校倉 大酉堂
大酉堂 御霊屋 蛭子堂 北門
北門 本堂 多宝塔
多宝塔 鐘楼 弘法大師像 東門

 そうして鑁阿寺を後にして、続いて足利学校へ。おそらく足利の中では競馬場の次に有名なスポットなのではないかと思います。
 有名だからどうした、というつっこみはなしってことで。
 まあ、学校そのものは既に営業終了していたのでありますが、とりあえず外からちょっと眺めてみました。
 このあたりは、道は石畳で、家並みも非常によい雰囲気でありました。おそらく昼に行っていたらまた違った雰囲気になっているのではないかと思います。
足利学校 終了 足利学校 暗いですが、
これが学校前の道

中橋
ライトアップされています
167.3km

 んでもって、足利市駅に到着。到着は7時前でありました。雨の中、だいたい3時間くらいほっつき歩いてたことになるのですねえ。暇人です。

 それにしても、いやに街に活気がなかったのは気のせいなんでしょうか?
 まあ、歩いたのは観光街だったせいかもしれません。街の繁華街は多分JRの足利駅あたりにあって、その辺はもっと栄えているのではないかと思われます。が、それにしても7時前とは思えない雰囲気ではありました。

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