惨状の三条に参上して山上その2

 さて,競馬場跡地をあとにして,北三条駅を目指します。暑いです。
 まずは近所の戸隠神社。普通の地域の神社ですが,簡単な遊具が置かれておりました。ゾウの滑り台ってのは全国共通なんでしょうね。あと,パンダはやっぱりどこに行っても人気があるんだなあ。それ以外の動物はいろいろ全国的に違ってるんだろうな。誰か調査とかしてないんだろうか。

枯れ川 戸隠神社 参道 手水舎 正面から
公民館を併設 拝殿 ゴリラの使い方がイマイチ分からない

 さて,暑い中歩いて続いては本高寺です。

Dash to the Dream 本成寺 門の彫刻 多宝塔 鐘楼
境内 本堂 境内 根本道場 山門

 暑い。
 続いて,まわりにある神社や塔頭をめぐります。

鬼子母神堂 弁天様 三十番神宮鳥居
境内 手水舎 凝った彫刻 納札入れ
納札を入れる文化があった?
御神橋 拝殿
どっちかというと
仏教色が濃い造り
千仏堂。堂内は2つに区切られてるとか……
六角堂も奥が深い。
蓮如院
なかを参拝していたら,ラフな格好のお坊さん
(多分別のお寺の人)が車でやってきて
なんとなく微妙な空気になりました
一乗院 本高院
黒門 説教 由緒書
読めない
道のど真ん中に黒門が立ちます 蓮華橋 石塔

 暑い中,さらに歩みを進めます。
 青蓮華院では,カメラを持っていたため,若干ぼけたおばあさんにマスコミの人間扱いされて,新聞に載ることを期待されてしまいました。ううむ,期待したことも忘れてくれてるとよかったのだけれど,どうだろうか。話しかけられるのが辛かったので(暑かったので)早々に失礼させていただきました。なので,青蓮華院自体の写真無し。
 で,さらに歩いて,五十嵐側の堤防にでました。築庭記念碑なんかもありましたが,黒光りしている記念碑で,ばっちり撮影者が反射して写ってるのでのせません。

牛池青蓮華院 ここも日印聖人関係 よくわからない石 はす池 堤防の上にはお地蔵様

 そして,橋から見えました。偉大なる廃墟,旧三条競馬場スタンド。

三条競馬場スタンド
後ろのヤマダ電機が邪魔だな

 橋を越えてしばらくすると,商店街に入ります。このあたりは「良寛のみち」というらしいです。いまいち具体的にどこが良寛の路なのか現場でははっきりせず,時間の関係もあって追うことはしませんでした。今にして三条市のページを見れば分かるんだけどね。
 それにしても,良寛さんって北陸方面のイメージはありましたが,このあたりを中心に活動されてたんですね。そういえば,なんで僕は良寛を知ってるんだろうか。知ってるからには誰かが教えたんだろうけど,なんで日本の学校は良寛和尚のことを教えるんだろうか。偉いお坊さんなのは分かるけど,なんか教育に登場する理由がよく分からないな。まあいいんだけどね。

 で,ここから寺院街のほうに向かいます。寺院まわりは円い窓がついた,いかにもな昔からある歴史的な「カフェー」の集まり。時間があって暑くなければもうちょっといろいろ見て回るところなんですが,時間的にも体力的にも限界なので早足で進みます。
 ところで,某業界の人間は,「カフェー」と聞くとすぐに「丸玉!」と言い出すわけですが,この「カフェー」,どういう経緯で名付けられて,どういう経緯で名前が廃れたんだろうか。ちょっと気になりますが,ちょっとしか気にならないのでこれ以上調べることはしません。

三浦屋跡 良寛の道 青玉小道 参道というか風俗街というか まあるい小窓が特徴的

 本寺小道から,本願寺東別院へ。本願寺系のお寺って,昼に行くといつもお堂があいてるイメージがあります。こういうのって住職さんの判断なんでしょうか。それとも上の偉い人が決めるんでしょうか。しかし,こういう場所にして立派な本堂だなあ。これだけのスタンドを作れていれば三条競馬も変わっただろうに。

本寺小道 まっすぐ 事務所 明治天皇行在所址 幼稚園併設 本堂 鐘楼
本堂 真宗本廟御影堂瓦 境内 浄円寺 親鸞聖人

 で,時間があれば中を見たかった歴史民俗産業資料館は外観だけ。まあ,どうせ競馬のことなんてなにもないんだろうけどさ。

歴史民俗産業資料館

 てなわけで,北三条駅。
 ところで,部外者的には燕三条駅は新幹線のためにあとからつくられた駅だ,ってのは理解できたのですが,三条市の中心駅はやっぱり三条駅なんでしょうか。まあ,いまさらそれを知ったとしてどうなるわけでもありませんが。
 それにしても暑かった。本当は三条にお金を落とすつもりは皆無だったのですが,命の危険には代えられないので,飲み物だけは買いました。まあ,競馬をつぶされたからといってそこまで片意地はるほどのことでもないよな。

 この北三条駅,張り紙が面白いです。駅員さんの人柄が分かって楽しいです。こういう楽しい張り紙はたびら平戸口以来だな。旅行してて何気なく寄った駅でこういうのを見ると,なんか嬉しくなりますね。

北三条 待合室にて
駅入口のドアにて。てっきり全部同じ張り紙かと思ったら,全部別の内容でした。よく考えたな。
昼はあいてます 椅子。こういうのは普通
オンとオフの使い分けもしっかりしてます
小便器にて
左の普通の張り紙はよりも,右の独自のものの方が
インパクトあっていいですね。
手洗いにて 大便器にて

 さて,そんなわけで弥彦線で燕三条に戻りました。
 そして,この三条めぐりでは前日弥彦でグッズを買ったときにもらったビニール袋を使っていたのですが,コインロッカーにて袋が力尽きました。いやはや,よくぞここまで耐えてくれたものです。いい袋をくれた弥彦競輪場と,頑張った袋に感謝。

 新幹線は予約してたのですが,帰りも長岡までは自由席空いてたっぽいな。まあいいや。
 このあと,家に戻って着替えてシャワー浴びてクリーニング受け取って,次の集まりに乗り込んでアウェーの中を堪え忍んだのでありました。おしまい。弥彦にはまた行きたいな。普通の開催だとどんな雰囲気なんだろうか。紅葉の時期がいいかなぁ。


三条その1

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