ナンカツ2024

 2024年、暇を見つけては南葛の試合を何試合か見に行っていたので、一応記録だけ残しておきます。

1.3月10日 2024年度 東京都社会人チャンピオンシップ 2次戦1回戦vs 東京蹴球団試合結果

 クリアソン新宿の開幕戦を見終えてから、補助競技場でおこなわれていた南葛の試合を見に行きました。これが私が人生で初めて南葛の試合を見た試合となります。記念すべき初体験!
 また、駒沢の補助競技場自体も初めてです。観戦席がないという情報は事前にアナウンスされてましたが、果たしてどんなもんなのか。

 なお、サッカーについては偉そうなことを言う能力はないので、とりあえず銘柄級の選手と、風間監督を見たという記憶しかありません。
 もう1つ、記憶にあるのが弾幕。「ロベルトノート52ページを忘れるな!!」キャプテン翼を読んだ人ならばなんのことか一発で分かるこの言葉。果たして今南葛SCに入ってくる若い選手がこの弾幕の意味を理解しているのかは分かりませんが、おっさん世代には響きます。

ロベルトノート52頁ページ! コアサポはここにいました 逆側から 一般の観戦席はこちら 駒沢補助競技場
大前元紀 長谷川颯斗(32番)が先制ゴール
反対側に移動 反対側
こちらにも観客がいます
HTのミーティング 風間さん

 途中で撤退した結果、沖縄SVの選手バスを見られたのはクリアソンのところで書いたとおりです。

2.5月19日 第58回関東リーグ1部 第5節vs VONDS市原FC試合結果

 こちらもクリアソンのところで書いたとおり、西が丘でクリアソンvsヴェルスパ大分戦を観戦したのち、奥戸に移動しての南葛戦であります。暇ですね。
 奥戸が西が丘から意外と遠い、というか私が葛飾区の場所をイマイチ理解していないことが分かりました。
 そんなわけで、赤羽→日暮里→青砥と流れて青砥から歩きます。

日暮里乗換 青砥 既に試合中です

 当日券を購入して、中に入ります。買ったのはバック側の芝生席。まったりいきましょう。
 ……が、まったりという感じではない。正直、関東一部にこんなに客が入ってるとは思ってませんでした。凄いぞこれ。メインスタンドなんてすっかすかだと思ってたら、しっかり客が入っております。

 この日の昼、クリアソン新宿の入場者数は709人。対して、こちらの入場者はなんとびっくり1847人。倍以上です。もちろんチケット単価も違いますし、純ホームでやっている南葛と、ホームではない西が丘でやっているクリアソンとでは条件が大きく異なります。が、カテゴリが下がっている南葛でこれだけの入場者があるというのは素直に凄いぞ。比較すると、J3時代の愛媛FCは、例えば2023年5月27日土曜の昼開催で入場者2658人。そこからカテゴリ2つ下だからな。本当にビックリしました。舐めていて本当に申し訳ありませんでした。

配布物
芝生席からの眺め パノラマ 証明の土台があって
市原側は見えない
セットプレイ

 ハーフタイムにちょっとうろつきました。
 チームブースでは選手が物販のお手伝いをしておられました。せっかくなのでコンフィットシャツを買いましたが、選手のサインをつけるかどうかか何かを聞かれたような気がします。

会場マップ 店舗の様子 KSLの旗

 そして、後半戦。ちょっと移動しました。
 例によって細かいところはよく分からんので、今野や関口など、知ってる人を追いかけてました。

後半戦開始 今野発見
ぐるり 南葛ゴール裏
関口訓充。24年で南葛を去ることになりました
セットプレイ 試合終了 整列
市原の挨拶 南葛が市原側に挨拶
南葛の選手達 関口

 帰りは新小岩。バスで南下します。

公立の場所にありがちなオブジェ 新小岩駅
人身事故の多い駅として知られておりましたが
ついにホームドア設置とのことです

3.6月23日 第58回関東リーグ1部 第7節 vs 東京23FC試合結果

 西が丘にて、東京23FC戦です。正直なところ、私は南葛の歴史も東京23FCの歴史も知らないので、この両チームの関係性が全く分かりません。どの程度ライバルとしての意識があるのか、江戸川区と葛飾区に歴史的に見て何らかの関係性があるのかも分かりません。知識としては、「どっちも東京の東の方のクラブである」ということだけです。

 というわけで、物見遊山的な気分で乗り込んだのでした。

配布物
クリアソンと異なり
メイン側から入場
メインスタンド 記念撮影 南葛VS東京23 先発メンバー

 冒頭に東京23FCと南葛の関係について触れたのは、東京23FCが「南葛だけには負けられない」というチャントを歌っていたからでした。
 さすがにこのチャントを歌うからには、少なくとも東京23FC側は南葛を強く意識しているはずで(まあほかのクラブ相手にも「○○だけには負けられない」と歌ったらいかんというわけではないけど)、とするとその背景は地理的要因だけなのか、それともそのほかに何かがあるのかが気になったのでありました。



 そこまで聞き耳を立てていたり注目していたりしたわけではありませんが、南葛側から東京23FCを特別意識した弾幕やチャントがあったかというと、そういうのには気付かなかったです。
 まあそのあたりはクラブからの発信力が大きくなればいずれ分かることでしょう。無視されるよりは、「○○だけには負けられない」と言ってもらえた方が幸せだとは思います。それこそ、「サポーター」概念を否定したクリアソンにおいて、こういう意識をどう作り上げていくのかは気になるところです。ほかにも意識高い系クラブが生まれればいいのかもしれんけど。

キックオフ前 東京23FCサポ 南葛SCサポ 今野 大南
相変わらずデカい
東京23FCが先制

 ハーフタイム。たしかここらへんで雨脚が強くなってきて、私はデジカメを避難させてスマホで写真を撮るようになったはず。
 物販エリアの写真を見ていて思いましたが、南葛にはブラジル国旗が似合いますね。クラブが上に上がるにあたって外国人を呼ぶ場合にブラジル路線を優先させるのかは気になるところです。

キッチンカーや物販 742人! 試合終了 1−4 整列
東京23FC挨拶 南葛挨拶 ゴール裏に向かう南葛の選手達

 試合は1−4で敗戦。3連敗となり、目標としていたJFL昇格への道はかなり険しくなりました。
 とはいえ。この日の観客は742人。5月19日の西が丘のクリアソンの入場者が709人だったことを思うと、かなり凄いことだと思います。なにをどう動員したりしてるのかは分かりませんが。

 とまあ、2024年の南葛の試合観戦はここまで。
 最終的に、2024年の南葛SCは関東一部6位。昇格だのなんだの言っているレベルじゃない結果となってしまいました。
 まあ私はヌルヌル見ているだけの人間なので、南葛の目指す昇格のスピード感や予算規模などはさっぱり分かっておりません。実際問題6位が妥当なのかも分かってません。
 とりあえず、キャプテン翼で育った人間としては、高橋陽一先生をJリーグに引き上げてほしいな、とは思いますが、じゃあカネを出せるのかと言われれば黙るしかないのであります。

 なお、私はこののち日本橋三越で開催されたキャプテン翼原画展を訪問することになります。高橋先生の夢はまだまだ終わらない。


キャプテン翼原画展2024


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