ロシア旅行記その19

 てなわけで,本土に到着。エルミタージュ美術館が気になりますが,その前にやりたいことがあるので,まずは宮殿広場の写真を撮りつつトロットで過ぎ去ります。
 平日ということもあり,比較的すいているんじゃないでしょうか,これ。猿回しの存在が気になりますね。

噴水 絵描きさん もしかして猿回しがいるのか?? 宮殿広場
馬車 アレクサンドルの円柱 エルミタージュ

 さて,エルミタージュに乗り込む前にやりたかったことは,ネヴァ河クルーズ船に乗ることであります。クルーズ船の勧誘があちこちに出ていることは昨日確認済であります。
 ざっと見てみたところ,船は基本毎時00分発。会社により奇数時00分のみだったり,毎時00分だったりする様子。そこで,2時の船がありそうな会社を発見し,乗りこみます。500Rb。まあこんなもんでしょう。



運河の様子 シャレの効いた注意書き 運河の様子 乗船口 横を抜けていった船 推進力はなんなんでしょう?

 てなわけで,出航です。外人観光客向けなので,英語対応しております。ありがたい。そして,安心できます。

 注意書きによると,サンクトペテルブルクには500以上の橋があるとのこと。まさに運河と河と橋の町であります。船の高さはよく分かってないんですが,橋の表示を見ていると,もっとも低いのが2.5m。最初は橋をくぐるたびにびびっておりましたが,だんだん慣れてきました。そして,見た目無愛想な船員の兄ちゃんは,実は海に出るまできちんと客席の安全を確認していたようです(多分)。
 そして,橋には明らかに何かがぶつかった跡があります。これが赤い血っぽいのだったらスリルとサスペンスですが,博物館とは違ってここではそういう悪趣味なことをしないようです。

前方 橋をくぐり抜けてくる船
おっさんは高さを熟知してるんでしょうな
橋をくぐる
まさかと思ったら,左前方の小さい橋をくぐっていきます 運河を横切る橋 これはエルミタージュ橋
という名前らしい

 で,ネヴァ河に出ます。広い。さっき河岸や橋から見たのとは全然感じる広さが違います。風が気持ちいい〜〜〜。
 さっきまでみんなの頭を監視していた兄ちゃんも監視の目を緩めております。そりゃそうだ。ここじゃあせいぜいとりに糞を落とされるだけです。

ネヴァ河へ!! 水が近い! 前方 後方
ぐる〜っと見回す
さっきまでいた場所や,昨日行った場所が!
ペトロパヴロフスク要塞
トロイツキー橋をくぐる! どうもこの帆船はレストランらしい

 ネヴァ河に別れをつげて,フォンタンカ川に入っていきます。
 この川の両岸はザ・ロシアという雰囲気の建物が並んでおります。気持ちいい。若干逆光になるのが残念。 

前方 プラチェチニ橋。青信号がついてます フォンタンカ川 味わいのある建物
どうも,地方裁判所っぽい
繋留の可否?
Соляной городок
英訳するとSalt Townとなりました
かつては塩の貯蔵庫だったみたい
さらに進む ミハイロフスキー城 奥の教会は英訳すると
Church of the Holy Righteous
Simeon and Anna the Prophetess
アニチコフ橋。なんとWikipediaの日本語記事まであった。
フォンタンカ川にさいしょに架けられた橋らしい
そして,馬の像もきちんとした由緒あるもののようです。どうだまいったか。
ロモノソヴァ橋
こいつも形状的に由緒ありそうでしたが,特に何も見つからず
右岸
正面 この標識の意味はなんなのだろう 左岸 貨物用の船なのかな?

 フォンタンカ川から右折して運河に入っていきます。

右折して運河に入ります
高さ2.4m!!
いろいろぶつかった跡がある 正面 運河の橋の高さにも慣れてきて
立って自由に記念撮影しております
名前は分からない橋
びっくりマークが若干傾いています
これ,GoogleMapでも傾いてるので
そういうもののようです
この教会は,英訳によるとSt. Nicholas Naval Cathedral
単なるセントニコラス教会,ではなくセントニコラス海軍教会のようです
Wikipediaによるとロシア革命前まで,ロシア海軍と密接な関係があったようです
英訳するとRG Vegaという名の,賃貸マンションらしい
建築自体はやっぱり意味があるらしく,検索するとそれなりに出てくる…のですが
その重要性は素人のNPにはよく分からず
モイカ川に入ります
正面にイサク大聖堂
ひじょーに意味ありげな建物なんですが
イマイチなんなのか分からない
今ここに郵便局が入っていることは間違いないっぽいけど
単にソ連時代につくられた建物という以上の意味はないのかな
橋の下の待ち時間表示 もうちょっと進む

 といった具合に,サンクトペテルブルクのボートツアー終了!!
 ネヴァ河の景色と運河の景色が全く異なっていることもあり,非常に充実した船旅でありました。

 なかなかエルミタージュ美術館に到達しません。時間が気になってきました……。


その18その20


旅行記ロシアTOP